ナンバープレート「使われない文字」存在!? なぜ「欠番」になった? 「ひらがな」「数字」にある「使用不可」な文字とは
ひらがなだけじゃない! 「欠番」となった数字も
さまざまな理由から、ナンバープレートには使われない文字がありますが、ほかにはどのようなものがあるのでしょうか。
ナンバープレートの表記で、登録識別を表すひらがなに使用されていないのと同様に、数字にも使われないものがあります。
乗用車のナンバーで使用されていない数字は「42」と「49」があります。これらの数字が使用されていない明確な理由はありませんが、語呂合わせで縁起が悪いという理由であるとされています。
42は「死に」、49は「死苦」という俗語で、命に関わるような事故を起こす可能性もあるクルマに、「死」を連想させる表記は避けたいという理由で欠番になっているともいわれています。
その一方で、海外のキリスト教圏では忌避される数字「13」は通常通り使用されます。
ナンバープレートのほかにも、一部の病院やマンションで「4」や「9」、という数字を部屋の番号に使っていないという場所もあります。また、病院の4階に手術室や集中治療室を置かないというケースもあるようです。
日本では数字の持つ意味を捉え、使用するかしないかを決める習慣があります。クルマのナンバープレートの数字を決める際に、不吉な数字は使わないことが好ましいと判断されているのかもしれません。
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ナンバープレートのひらがなや数字は車体を区別するうえで重要な情報となりますが、そこには言葉や数字から連想されるものによって使用されないものもあります。
一方で、最近では「花柄ナンバープレート」も用意されており、47都道府県を代表する花をデザインしたものが用意されているほか、「ご当地ナンバー」制度により、各地の観光地や特徴をデザインしたさまざまなナンバープレートを楽しむこともできます。
単な文字列と思われるナンバープレートですが、これらの情報に隠された意味を知ることでまた違った楽しみが生まれるかもしれません。
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