突然「お疲れ様」標識が出現!? まさかの「いたわり標識」が存在! 長距離走行のドライバーを「癒やす」メッセージの意味とは
東北道の「ユニーク標識」他にもある?
「おつかれさまでした」標識はドライバーをねぎらうメッセージがあるようですが、先出の担当者は、これに類似するユニークな標識がほかにも東北道に存在すると言います。

それが、仙台宮城IC~泉IC間に設置されている、東北道の「中間地点」を示す標識です。
この標識は下り線340.1キロポスト付近にあり、横向きに拡大された日本地図に東北道の路線が1本の赤線で示され、川口と青森の両方向から340kmとなるちょうど中間地点に位置することを示しています。
上り線にも中間地点を示す同様の標識が設置され、340.5キロポスト付近にあります。
こちらは「やさしさ思いやり 心かようみちのく路」というスローガンとともに表示されたシンプルなものです。
また、川口JCTから100kmごとに案内標識を設置。
100km地点と600km地点では簡素なものですが、200km地点では「福島」という地名とともに福島県の名産品である桃が描かれています。
300km地点では南奥州を治めた戦国武将、伊達政宗公と思わしき馬に乗る武士の姿が描かれているほか、400km地点は付近にある伊豆沼(宮城県登米市・栗原市)に飛来する渡り鳥、500km地点では岩手県の郷土玩具「チャグチャグ馬コ」と、各地域や沿線に由来する名産品や伝統文化などを紹介しています。
「おつかれさまでした」標識を含めたこれらの案内について先出の担当者は「長距離ドライブの癒やしになってくれればうれしいです」と話します。
なお、ほかの高速道路や一般道でも、市町村をまたぐ際はそれぞれ異なったデザインの「カントリーサイン」が設置されているほか、山や湖など風光明媚なスポットを紹介する標識もあります。
ドライブ時にはこのようなユニークな標識を探してみるのも面白いかもしれません。
Writer: くるまのニュース編集部
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