「なぜこんなところに?」SNSでも話題! 北海道から沖縄までパトカーが大集結! 「G7広島サミット」開催、選定基準は? どうやって来る?
全国各地から広島県にパトカーが集結! どうやって来るのか?
このように多くの警察官やパトカーが広島県へ集結している様子が見られますが、これらのパトカーはどのようにして決まるのか、またどうやって現地に来るのでしょうか。
伊勢志摩サミットや東京オリンピック・パラリンピック競技大会などの警備では、道路の交通規制にあたる警察官やイベント会場・公共交通機関などの周辺で不審者への警戒をする警察官、爆発物対策を担当する警察官など、部隊毎に様々な任務がおこなわれていました。
つまり部隊の任務内容に適した警察車両を準備する必要がありますが、サミットの開催地を管轄する広島県警が所有する警察車両だけでは数が足りません。
そのため、交通規制や警戒を行う部隊であればパトカーや白バイ、海外要人の警護を担当する部隊であれば警護車というように、各都道府県から派遣される部隊が現地に車両を持って行くのです。
一般的に、パトカーであればあらゆる事案に備えて機動力の高いトヨタ「クラウン」やスバル「レガシィ」などが選ばれています。
そのほか、都道府県を代表して現地に派遣されるということもあり、外観が綺麗な車両であることが多いです。
パトカーについては日頃から警察官が洗車を欠かしませんが、大規模警備の際には特に磨きをかけているといえるでしょう。
またパトカーをはじめとする警察車両については、遠方であればフェリーを利用して輸送するほか、運転手を交代しながら高速道路などを利用して陸送するケースも多くなっています。
遠方にある警察の場合は日をまたぐこともあるため、移動だけで一苦労といえそうです。
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G7広島サミット開催に向け、すでに多くの都道府県から警察官が派遣されています。
サミット開催期間中は全国のパトカーが集結する珍しい機会であるため、ニュースなどで見かけた際には注目してみると面白いかもしれません。
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