存在感凄い日産「新型ラージSUV」発表! 豪華内装採用に驚愕、中国仕様の「パスファインダー」とは

日産が中国で販売する最大のSUVとなるか!?

 パスファインダーコンセプトの詳細は明らかとなっていない部分が多いですが、少なくともパワートレインはガソリンエンジンをベースとしたものになることがメーターの表記からわかります。

 日産は2025年までに合計6つのe-POWER搭載車種を中国市場に投入する計画を発表しており、現在はシルフィとエクストレイルの2車種が販売中です。

 残すは4車種となり、その中の1つがパスファインダーe-POWERという可能性も考えられます。

 また、ボディサイズも不明となりますが、仮にその他市場で販売中のパスファインダーと同等のサイズである場合、中国向けパスファインダーは日産が中国で販売する最大のSUVとなります。

最近世界的にリアデザインのトレンドとなっている横一文字ランプを採用!(撮影:加藤博人)
最近世界的にリアデザインのトレンドとなっている横一文字ランプを採用!(撮影:加藤博人)

 これにより、「テラ」の販売を終了、もしくは中国における合弁相手の東風汽車へ販売権が完全に譲渡され、東風汽車のエンブレムを冠する東風汽車の車種として販売される可能性も考えられます。

 日産は中国で「日産の車」として販売を終了させたモデルを、「東風汽車の車」として販売されることを以前より度々行っています。

 発表の場にて、中国向けパスファインダーの量産モデルは2023年第4四半期に正式公開すると日産は予告しました。

 製造・販売は東風汽車との合弁会社「東風日産」が行うと見られ、同じ場所で発表された3代目キャシュカイの中国投入を合わせると、総勢9モデルから構成される東風日産のSUVファミリーが2023年中に完成する形となります。

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Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト

下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。

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