レクサス新型高級ミニバン「LM」世界初公開! 個室化された超「豪華内装」に世界のVIPも「熱視線」!? 2023年秋より日本導入開始へ
豪華な仕立てにふさわしい乗り心地や静粛性にも配慮
多機能なシートやリアクライメートコンシェルジュ、オーディオなどの操作は、セカンドシートのコンソールアームレスト上に備わる2個のリアマルチオペレーションパネル上で、左右席それぞれに操作可能です。
ノートPCが操作できるサイズのテーブルも用意され、質感に加え滑り止めや傷付き防止の機能性を持たせた表皮巻きの天板を採用し、未使用時にはアームレスト内に収納できる仕組みとしています。
なお6人乗り/7人乗り仕様では、開放感や見晴らしに配慮しながら、前後左右に広がりのあるトリムやオーバーヘッドコンソールを配し、多人数乗車でのパーソナル感を追求したといいます。
3列どのシートに座っても心身ともに自然体でいられるよう、開発陣は乗員の身体の動きを徹底的に分析し、特に頭部の揺れの軽減と、視線の安定化を図りました。
特に2列目シートでは、特性の異なる2種類の衝撃吸収材を使用し、停車時から走行中まで乗員を優しく包み込みながら支える構造を採用。3列目シートも大人がゆったりと座れるよう、シートバックとクッションに厚みを持たせました。
豪華な内装の仕立てだけではなく、新型LMでは高級モデルにふさわしい乗り心地や静粛性にも配慮しました。
ボディ骨格では、従来型に比べ約1.5倍のボディねじり剛性を確保したほか、アッパーボディやフロアには振動軽減に効果を発揮する構造用接着剤を採用します。
また、速度を問わず常に上質な乗り心地を生み出すサスペンションシステム「周波数感応バルブ付AVS(Adaptive Variable Suspension system)」に加え、後席の快適性を重視したドライブモードセレクト「Rear Comfort(リアコンフォート)」モードもレクサス初採用しています。
リアコンフォートモードでは、AVSの制御を後席の乗り心地優先としながら、アクセルやブレーキも統合制御し、加減速時の姿勢変化が少なくなるセッティングとなっているといいます。
静粛性向上の取り組みについては「心地よく感じる自然な静けさ」にこだわり、ノイズ(源音)を小さくし、車内への侵入を防ぐ「遮音」をしたうえで、さらにノイズを下げる「吸音」を図るという3つのステップで開発されました。
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このようにさまざまな取り組みによって生み出させる優雅な走りは、外観デザインにも反映されました。
最新のデザイン言語「スピンドルボディ」をさらに進化させ、押し出しの強いスピンドル形状をボディ一体で表現。さらにボディサイドでは、開放的なキャビンと、走りや乗り心地の良さを思わせる前後タイヤの存在感を強調した造形を組み合わせています。
レクサスではこれらの要素を融合することで、躍動感がありながら上品で伸びやかな独自のフォルムを実現させたと説明します。
新型LMが今後日本をはじめとする世界の市場において、従来の高級セダンを脅かす存在となるか、注目されます。
ドアハンドルは意地でも埋没させないのね。