まさかの日産が「ハコスカ」初公開! 丸目4灯のレトロ顔! 1970年式の個体が蘇る、反響は? 昭和の日産ファンの想いとは

日産は、2023年4月14日から16日に開催される「AUTOMOBILE COUNCIL 2023」に出展し、同社がフルレストアした「スカイライン2000GT(C10型/1970年式)」を初公開します。

日産がフルレストアしたハコスカを初公開!

 日産が誇る名車として「スカイライン」があります。
 
 その3代目となる「スカイライン2000GT(C10型/1970年式)」が日産の手によってフルレストアされ、実車が初公開されるといいます。

日産が「ハコスカ(1970年式)」をフルレストア! 昭和の日産が熱い!
日産が「ハコスカ(1970年式)」をフルレストア! 昭和の日産が熱い!

 日産・プリンスの合併を経て1968年年に3代目スカイラインへとフルモデルチェンジしたC10型は、後の「ハコスカ」の愛称でも有名です。

 ハコスカの愛称は、発売当初からそう呼ばれていたのではありません。

 実は、日産は3代目スカイラインの発売当初、誰もが親しめるように「愛のスカイライン」というキャッチコピーを掲げており、当時は「愛スカ」という愛称で呼ぶ人も多くいました。

 しかし、1974年に4代目スカイライン「ケンメリ/ヨンメリ」が登場した際、区別をするため、箱の様な見た目から呼びやすくて分かりやすい「ハコスカ」と名付けられたといわれています。

 呼び名を変えることで、多くの人がより身近にクルマを感じることができるようになり、スカイラインシリーズでは、その後も親しみを込めて愛称をつける文化が生まれました。

 また3代目スカイラインの見た目としてはエッジの効いたスタイリングも特徴で、特にリアフェンダーに走るプレスラインはメーカー自ら流体力学の枠として訴求し、後に「サーフィンライン」の名前で親しまれたといいます。

 今回の個体は、2020年に寄贈されたものをベースに、日産が公道での乗車体験実施を意図してフルレストアを進めてきたものとなり「AUTOMOBILE COUNCIL 2023」で初公開されます。

 今回、レストアされたハコスカが公開されるにあたり、ユーザーからは「この時代の日産大好き 走り スタイルに魅力を感じた!」、「昭和の日産車は好きだな。この時代くらいに魅力的な車を出してほしい」、「『人とクルマの明日をめざす 技術の日産』ってキャッチコピーだった頃の日産車のファンです」、「昭和の日産に原点回帰したら面白いかも?」など、当時の日産を思い起こす人が多かったようです。

※ ※ ※

 またAUTOMOBILE COUNCILの日産ブースでは、2023年12月に日産が創立90周年を迎えるのを機に、既存の価値観にとらわれず、それぞれのスタイルで日産車を愛し続けるオーナーたちの愛車として、「パオ(1989年式)」、「フェアレディZ Version S(1998年式)「シーマ(1990年式)」の実車も展示されるといいます。

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