ガソリン2週連続値上がりでレギュラー平均168.0円 一方で“補助金なし価格”は値下がり継続?

経産省資源エネルギー庁が、ガソリン店頭価格を発表しました。レギュラー全国平均は、2週連続の値上がりです。

先週から0.5円値上がり

 経済産業省資源エネルギー庁は2023年3月29日、レギュラーガソリンの27日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。

 全国平均は1リットルあたり168.0円で、前回(20日)時点から0.5円高くなりました。

 2週連続の値上がりです。

ガソリンは価格の高騰が続いている
ガソリンは価格の高騰が続いている

 都道府県別にみると、38都道県で値上がり、1県で横ばい、8府県で値下がりをしています。

 店頭価格で最も安かったのは宮城県と徳島県で161.7円、次いで岡山県162.4円、兵庫県163.5円です。

 一方、最も高かったのは長崎県で180.1円、次いで長野県177.8円、高知県と鹿児島県176.4円でした。

※ ※ ※

 ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月から1リットルあたり5円、3月から25円、4月から35円を上限に支給しており、さらにそれでもガソリン1リットルの平均価格が170円(4月25日週以降は168円程度)を超過したら、その半分を支援すると発表しています。

 ただし2023年1月から上限の引き下げを始めており、1月33円、2月31円、3月29円、4月27円、5月25円と段階的に減らしています。なお、上限を超過した分への半分の支援は維持されます。この燃料油価格激変緩和措置は、2023年9月末まで実施される予定です。

 経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、2022年12月以降180円台後半を小刻みに上下してきましたが、3月27日時点で13か月ぶりに180円を下回り177.5円に。来週4月3日時点ではさらに176.1円に下がると見ています。

 このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は9.5円でしたが、あす29日から8.1円に減額される予定です。

【画像】「税金こんな取られるの?」 驚きの給油レシートを写真で見る(27枚)

画像ギャラリー

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

1件のコメント

  1. 155円くらいですね。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー