鮮烈レッドに「シビレた!」 トヨタ新型高級コンパクト「VIOS(ヴィオス)」マレーシアでの受注開始に反響の声集まる
2023年2月24日、トヨタが4代目となる新型「VIOS(ヴィオス)」のマレーシアでの受注受付を開始しました。コンパクトながら高級な装いが特徴の新型セダンに対し早くも集まるSNSでの反響の声を紹介します。
今や貴重な小型セダンの海外ニューモデルに日本のユーザーも注目!
トヨタのマレーシア法人「UMW トヨタ モーター」は2023年2月24日、小型セダン「VIOS(ヴィオス)」をフルモデルチェンジし、同日より受注予約の受付を開始しました。
鮮烈なレッドが印象的な4代目の新型ヴィオス先行公開に対し、SNSでは早くも反響が寄せられています。
UMW トヨタ モーターは正式発売前の新型ヴィオスについて、公式サイトでも詳細なスペックなどはまだ明かされていませんが、スポーティなフォルムや高級感あるマスクなどの一部分をチラ見せし、期待感を高めています。
同社では、最新のデザインとクーペ風のファストバックシルエットで、より力強い佇まいを得たとし、ロングノーズ、リア寄りのキャビン、ローダウンしたボディによりスポーティさを際立たせた、小型の高級セダンだと説明。
パワートレインには1.5リッター DOHC デュアルVVT-iエンジンと、パドルシフトも備える7速シーケンシャルシフトマチック付CVTと組み合わされ、先進運転支援機能「トヨタセーフティセンス」も備わります。
室内も全体がソフトパッド仕上げとなるなど上質な造りで、9インチの大型センターディスプレイには3Dパノラミックビューモニターや、スマートフォン連携機能が備わるほか、2つのドライブモードがメーター表示されます。
ボディカラーは5色が用意され、新色として「スパイシー スカーレット」が設定されるといいます。
なおヴィオスはこれまでの歴代モデル共に、国によっては「YARIS ATIV(ヤリス エイティブ)」と名乗ります。
2022年8月にはタイで新型ヤリス エイティブが世界初公開されており、今回発表された新型ヴィオスも、同モデルとみられます。
SNSでは、マレーシアで先行発表された新型高級セダンのヴィオスに対し、早くも反響が集まっているようです。
「今の時代に貴重な小型セダン!」「カムリを小型にしたようなデザイン」など、おおむね好評な様子。
一方で「日本でも欲しい」「海外でしか売られないのは寂しい」といった声も見られます。
国内のトヨタでは、セダンと言えば大型サイズのカムリやFCV(燃料電池車)「MIRAI」、高級車「センチュリー」などごくわずかなラインナップに留まり、小型サイズのモデルは「カローラ」シリーズの2モデル(カローラ/カローラアクシオ)以外には用意されていません。
こうしたことから、小型で上質な新型ヴィオスが注目されているものとみられます。
またタイで先行発表された新型ヤリス エイティブでは、オプションパーツとしてウィングタイプのスポーティなリアスポイラーも用意され、SNSではこれに対して「カッコいい」と注目する声もあがっていました。
セダンタイプのクルマが減り続ける日本市場ですが、まだまだ根強い需要があるようです。
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マレーシアでの販売価格やスペックは明らかにされていませんが、タイ仕様の新型ヤリス エイティブについては公開済みです。
ボディサイズは全長4425mm×全幅1740mm×全高1480mm。タイ仕様では1.2リッターのDOHC デュアルVVT-iエンジンとCVTを組み合わせています。
タイでの価格は、53万9000バーツ(約210万円)から68万9000バーツ(約268万円)です。
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