クルマの「警告灯」なぜ増えた?「光る亀」ってどんな意味? 覚えておきたい異常を示す新マークとは

運転支援システム関連の警告灯も存在

 ハイブリッド車やバッテリーEVでなくても、新しい警告灯がかなり増えました。その多くは電子制御式の運転支援システムに関連したものですが、最近のクルマにはセンサーが数多く搭載されていることが関係しているようです。

 新しい警告灯はどんなものがあるのか、埼玉県のF整備士に聞いてみました。

さまざまな警告灯がクルマの異常を知らせてくれる
さまざまな警告灯がクルマの異常を知らせてくれる

「たとえばクルマがヨレヨレとしたようなマークの『スリップ表示灯』があります。通常はトラクションコントロールABS、ヒルスタートアシストなどのブレーキ制御システムが作動中に点灯しますが、乾燥した路面でも点灯する場合は異常が考えられます。

 また外気温が非常に高い炎天下や極寒の環境、センサーが汚れている場合は『プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)警告灯』が、また踏み間違いでアクセルとブレーキを同時に踏むと『ブレーキオーバーライドシステム警告灯』が点灯する場合もあります」

 電子制御のセンサーは非常に繊細で、汚れが多い場合や悪天候では正常に機能しなくなり警告灯がつく場合もあるといいます。また、ちょっとした接触などでバンパーを傷つけてしまうとセンサーの誤作動を招くこともあるそうです。

 古いクルマはセンサーの誤作動も多かったのですが、最近はカメラやセンサーについた汚れによる誤作動も増えています。

 センサー類は便利な機能ではありますが、それも正常に作動してこそ効果を発揮します。ときにはセンサーが正常に機能しているか点検することで、大きなトラブルが回避できるでしょう。

【画像】あら、可愛い!「光る亀マーク」ってどんなもの? 新たな警告灯の写真を見る!(12枚)

【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー