顔の存在感がスゴい… 35年ぶりに復活? 最高級ブランドの「紅旗QM7」デザイン公開 中国投入は間近?
中国の最高級ブランド「紅旗」にマイクロバスが近々投入されることが中国政府系サイトに掲載されたことで判明しました。
「紅旗」マイクロバスを投入へ 中国政府系サイトに登場
クルマのデザインは顔(フロントデザイン)の印象で大きく変わります。
可愛らしい顔や迫力のあり存在感のある顔など多様ですが、ド迫力のフロントデザインを採用したモデルが中国で登場するようです。
数多くの中国の要人に愛されてきた最高級自動車ブランドが「紅旗」です。
2021年には日本に上陸して販売を開始したことでも話題になった紅旗ですが、新たなモデルを投入することがわかりました。
紅旗を手掛けるのは、1953年に誕生した中国初の自動車会社「第一汽車」です。
1958年に最初の紅旗「CA72」を完成させて以来、紅旗は中国国内の要人に愛され続けてきました。
1980年代の紅旗はさまざまな他社車種をベースとしていましたが、2000年代からは独自デザインのモデルを手掛けるようになります。
特に、第一汽車が2017年に徐留平(じょ・りゅうへい)董事長をトップに迎えて以降、彼の掲げる「新・高尚主義」に沿って大胆な構造改革が推し進められました。
この影響で、今まで紅旗が手がけてこなかった電気自動車や燃料電池車、プラグインハイブリッド車などの「新エネルギー車」に加え、SUVやミニバン、コンパクトセダンなどのモデルも続々と発表されました。
現在の紅旗は大きく分けて主に2つのラインナップが存在します。
「Lシリーズ」は初代紅旗「CA72」の流れを汲む、保守的で格式の高いデザインを持つシリーズ。
それに対して「Hシリーズ」は紅旗が受け継ぐデザインをよりモダンに解釈したシリーズです。
日本へ最初に上陸した紅旗は「H9」ですが、これは後者におけるフラッグシップセダンとなります。
現在は一貫して乗用車を手掛けている紅旗ですが、実はマイクロバスも近々投入予定であると判明しました。
この情報が判明したのは中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)のサイトです。
工信部は日本でいうところの経済産業省や総務省の業務を扱う機関となり、中国では自動車メーカーが中国国内で製造する新型モデルを正式発表する前に、その情報を工信部に届け出る必要があります。
工信部に届出された情報は基本的に毎月公開されます。そして2023年2月10日に公開された第368編において、紅旗ブランドのマイクロバスが確認されました。
添付されている写真を見ると、確かに形状は一般的なマイクロバスの形をしています。
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