王者トヨタ「ハイエース」の新ライバルが日本初公開! 1500万円超え豪華内装で「車中泊旅」が変わる!? 新型「デュカト」は“イタリアの黒船”か
「個性強め」な4タイプを用意するトイファクトリーの新型「デュカト」
そんなトイファクトリーがJCCS2023に初出展した新型デュカトのキャンピングカーは4タイプ。
しかもそれぞれ強い個性と主張が込められたラインナップとなっていました。
トイファクトリーの欧州ブランドモデルに名付けられる「EURO TOY(ユーロトイ)」シリーズに新たに追加された、日本正規輸入仕様の新型デュカトをベースにしたキャンパー。
その中で最もハイエンドなモデルが「DA VINCI(ダヴィンチ)」です。
シックな車内は大型の常設ベッドのほか大型のガスコンロやシンク、フリーザー内蔵の大型冷蔵庫に、独立したシャワー付きサニタリールームを備えるなど、ラグジュアリーな雰囲気で統一されています。
消費税込み価格は1397万円から。展示車両は6mのロングボディで1531万1670円です。5.4mのショートモデルもラインナップされます。
続く「Origin(オリジン)」は明るいインテリアカラーで、よりカジュアルなモデル。取り外し可能なシートも備え、多人数乗車も可能としています。
大人2名が就寝可能な後部のベッドに加え、展示車にはオプションのポップアップルーフも備え、プラス2名の就寝が可能。
価格は1097万8000円から。展示車両は5.4mモデルで1358万5880円で、6mモデルも用意されます。
そしてトイファクトリーのハイエースキャンパーを代表する仕様「BADEN(バーデン)」のフォーマットをデュカトに落とし込んだ「Euro BADEN(ユーロバーデン)」は、同社のノウハウが随所に盛り込まれました。
価格は1152万8000円から。展示車両は1283万2930円で5.4mモデルのみです。
最後は、シンプルなトランスポーター仕様「ASO bott(アソボット)」。
他のモデルが、トイファクトリー独自の断熱加工を施しているのに対し、ASO bottは大きな車体をそのままに、ドイツ製車両用キャビネットシステム「bott(ブート)」を組み合わせ、必要最小限のレイアウトとしています。
価格は822万8000円から。展示車両は963万4900円です。
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トイファクトリーの広報担当者はデュカトについて次のように話します。
「安定感があって、ハイエースなどとは走りの質が違います。大きな車体ですが、乗用車のように運転しやすいので、長距離の車中泊旅もさらに楽しめそうです」
正規輸入を開始したデュカトをベースにしたキャンパーが、日本のキャンピングカー業界の新たな黒船となるのか、今後の動向が注目されます。
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