「シエンタ」vs「セレナ」! 大小ミニバンが同じ価格帯なら「どっち選ぶ」!? 決め手となる「3つのポイント」とは
3つのポイントのうちアナタが重要視するのは「どの点」なのか!?
3つ目の観点は、維持費の面です。
この点はハイブリッドの威力もあり、シエンタ ハイブリッドの圧勝です。
まず一番大きなガソリン代ですが、カタログ燃費(WLTCモード燃費)は、シエンタ ハイブリッドの28.2km/Lに対し、セレナ ガソリンモデルは13.4km/Lと、倍以上の違いがあります。
実用燃費をWLTCモード燃費の80%、レギュラーガソリン価格を168円で計算した場合、1万kmあたりのガソリン代はシエンタ ハイブリッドの約7万4000円に対し、セレナが約15万7000円。
セレナ ガソリンモデルは、シエンタ ハイブリッドに比べ倍以上のガソリン代が掛かる計算になります。
低燃費なシエンタ ハイブリッドは、エコカー減税が適応となる分で支払総額が安くなるのに加え、自動車税も1.5リッターのシエンタが3万500円、2リッターのセレナが3万6000円という、小さくない差額があります。
またハイブリッドという点も含め、リセールバリューもシエンタ ハイブリッドの方が高値での処分を期待できるでしょう。
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最終的に、クラスの異なるクルマ同士で迷った際の決め手は、ここまで挙げてきた3つのポイントにおけるマルとバツの折り合いに尽きます。
シエンタ ハイブリッドとセレナ ガソリン車の2台の場合で、改めてまとめてみましょう。
ユーザーがクルマに求める必要なスペースについて熟考した上で、3列目を使う機会が多いならセレナ、3列目を使う機会は少ない、あるいは小さいクルマの方がいいというならシエンタ ハイブリッド、といったところが基本的な考え方です。
そのうえで、ハイブリッド車とガソリンエンジン車で大きな差額が出るガソリン代に関しては、ユーザーの走行距離次第です。
とはいえ、最近は同じクルマ同士を長い目(5年5万km程度)で見れば、ガソリンエンジン車とハイブリッド車の差額はペイする事例が増えています。
シエンタもセレナもそれぞれ、ガソリンエンジン車とハイブリッド車の両方をラインナップしていて、同モデル同士で比較するとすれば、ハイブリッド車を基本とするのが今のクルマ選びの考え方の主流と言えます。
そして今回の比較のように、車格が違い価格は近いという場合は、その中でも重要視するポイントは何なのか、その違いに折り合いをつけた上で、より自分に合ったものを選んで欲しいと思います。
スマホによってはペアリングされないのて注意してください
そうなるとただのモニターと化しますので
ミリ波レーダーの件ですが、シエンタにも付いてますよ。ちゃんとカタログに書いてあります。