クルマの「カーテン」いつ使う? 車内見えない空間完成! 車中泊需要で注目か
かつてのミニバンなどでは車内カーテンとなるものが設定されていたことがります。そうしたなかで最近は車内カーテンを付けている人に変化はあるのでしょうか。
今でも車内カーテンは人気?どのような人から需要があるの?
クルマの日除けやプライバシー保護という観点で窓にカーテンを付けているクルマが存在します。
最近では純正やオプションなどでシェードが備わるモデルも少なくないですが、最近でも車内に取り付けるカーテンは人気なのでしょうか。
車内カーテンは、日差しを防ぐ快適グッズのひとつとして知られています。
また最近では流行りのアウトドアや車中泊において、プライバシー保護を目的に購入する人もいます。
一方でかつてVIPカーといわれる改造手法を好むユーザーが好んで装着していたというイメージを持つ人もいるようです。
そんな車内にカーテンですが、現在ではどのようなユーザーから好まれているのでしょうか。
車内カーテンの人気について、オートバックスセブンの広報担当者は以下のように話します。
「車内に取り付けるカーテンは、新型コロナウイルス感染症の影響により需要は高まっているのではないかと思います。
最近では車内で寝泊まりする車中泊や、車内でのテレワークなど、より車内で生活する人が増加している傾向にあります。
そのようななか、プライバシーの観点からカーテンを取り付ける人は多くいます。
このような需要の高さから、新型車などでは標準装備で付いている場合や、純正のものを取り付けるユーザーもいます」
車内カーテンは、簡単に取り付けられ、クルマの外からの視線を遮り、落ち着けるプライベート空間にすることができる便利アイテムとして今も人気なようです。
また、断熱効果によって夏は涼しく冬は暖かく過ごすこともでき、車内環境を整えることもできるとされています。
そんな車内カーテンにはさまざまな種類があり、レールタイプやピラータイプ、吸盤、マグネット、マジックテープなど、取り付け方がいろいろ異なります。
なかには、UVカットや遮光性などの性能があるものも売られ、車内インテリアに合わせて自由に選ぶことができます。
そんな種類が豊富の車内カーテンですが、前出の担当者は「車内用カーテンには、吸盤で装着することができるタイプのものや、マグネットで簡単に取り付けることができるタイプは、汎用性が高く、人気が高い傾向にあります」といいます。
吸盤の場合、吸着力が強いものを選ぶと良いようです。窓に吸盤を貼り付けるだけで取り付けできるため、便利だというユーザーも多くいます。
そのほか、取り付けっぱなしのレールタイプは、ずれたり光が漏れたりする心配が少なく、頻繁に車中泊をする人には人気のタイプとされています。
しかし、車内カーテンはどこにでも取り付け可能なわけではありません。道路交通法第55条第2項では、以下のように説明されています。
「車両の運転者は、運転者の視野もしくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、または外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯もしくは後部反射器を確認することとなるような乗車をさせ、または積載をして車両を運転してはならない」
つまり運転中に運転席や助手席などに取り付けっぱなしが出来ないこととなり、違反してしまった場合には「乗車積載方法違反」に該当し、違反点数が1点、普通車の場合は6000円の反則金が科されます。
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