全長8m超え! ”35人乗り”の最強「オフロード”バス”」登場!? チェコ製のトルサス「プラエトリアン」とは
Torsus(トルサス)は、チェコに本拠を置くオフロードバスメーカーです。同社が、製造・販売しているバス「Praetorian(プラエトリアン)」は、一体どのようなクルマなのでしょうか。
道なき道を大人数で! 究極のオフロードバストルサス「プラエトリアン」とは
オフロードバスの製造メーカーである「Torsus(トルサス)」はどんなに荒れた地形でも大人数で行くことを実現する「Praetorian(プラエトリアン)」を製造・販売しています。
Praetorianは、どのようなクルマなのでしょうか。
Torsus(トルサス)は、チェコのプラハに本拠を置くバスメーカー。同社は、ドイツの商用車メーカー「MAN」やドイツの自動車メーカー「フォルクスワーゲン」の車両をベースとしたオフロードバスを製造・販売しており、現在では2タイプの車両をラインアップしています。
そのうちのひとつがPraetorian(プラエトリアン)です。今までに類を見ないオフロードバスで、不整地などの悪路や、水深900mmの冠水路、傾斜65パーセントの坂でも走ることが可能だといいます。
ドイツ「MAN」社製のTGMトラックのシャシーをベースとして使用し、最低地上高400mmというグランドクリアランスを実現しています。
ボディサイズは、全長8700mm×全幅2540mm、車両重量は13.4トンと巨大。乗車人数は35名です。
エンジンには、最高出力290馬力・最大トルク1150Nmを発揮する6.9リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジンを採用。これに組み合わせるドライブトレーンは、デフロック機構付きのセミオートマチックです。
タイヤはミシュラン製のXZLを採用し、タイヤサイズは365/80R20です。
高い悪路走破性を有するプラエトリアンですが、どんな環境であっても乗客の35人は快適に過ごすことができるといいます。
エアコンの性能も優れており、室内温度が60℃であっても15分で20℃まで下げられます。さらに、暖房設備と断熱材にもこだわっており、外気温がマイナス10℃であっても室内を20℃以上に保つことができます。
35人分の座席は、全席3点式シートベルトを備えており、座席には携帯ライトや、スマートフォンやタブレットの映像を映し出すスクリーンが配備されています。
ヘッドライトはLEDを採用しており、その光量は4100ルーメンスとハロゲンランプの3倍以上の性能です。
走行性能と快適性を持ち合わせたこのプラエトリアンであればどんな岩場、砂地、雪、泥の上であっても35人が目的地へと安全に送り届けられるでしょう。
ベースとなる35人乗りのバス仕様から、カスタマイズも可能であり、キッチンのシンクやダイニングなどの設備を取り付けたキャンピングカー仕様を選択することも可能です。
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