トヨタ新型「プリウス」先代オーナーから見て実際どう? 日常使いとして「気になるポイント」は
2022年11月にトヨタが新型「プリウス」を世界初公開しましたが、先代モデルのユーザーから見てどのように感じるのでしょうか。
トヨタ新型「プリウス」先代ユーザーから見てどう?
トヨタ新型「プリウス」は2022年11月16日に世界初公開。2023年1月10日にはハイブリッド車が発売されました。
ユーザーから注目を集め続ける新型プリウスですが、先代プリウスオーナーから見て、どのように感じるのでしょうか。
1997年に初代が登場したプリウスは、ハイブリッド車の代表格ともいえるモデルです。
初代が登場して以降は、走行性能はもちろん外観や室内空間などのモデルチェンジを経て、2015年には4代目が登場。
4代目プリウスは、2009年に発売された3代目プリウスと比較して低重心となり安定性が増したほか、より空気抵抗を抑えるシルエットへと変化しています。
そんななか、2022年11月16日に5代目新型プリウスが世界初公開。
新型プリウスでは「Hybrid Reborn」をコンセプトに、「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を併せ持ったエモーショナルなプリウスへと進化しました。
では先代プリウスオーナーから見て新型プリウスはどのように感じるのでしょうか。
4代目プリウスを利用しているというAさんは、週に3、4回ほど日常的な買い物や遠出する際に利用しているといい、乗り心地について、以下のように話します。
「普段の買い物程度では分かりにくいですが、長時間運転していると腰や背中への負担が少ない(疲れにくい)というのはとても感じます。
また運転していて、高速道路や風の強い場所を走行しているときでもフラフラすることなく安定して走れる点も良い点だなと感じます」
一方で、4代目プリウスの気になる点については以下のように話します。
「やはり車体が比較的大きいため、小回りがきかないと感じるところです。
ヘアピンカーブでは切り返さないと曲がれなかったり、狭い道では対向車とのすれ違いもしにくいです。どちらかというと幅の広い道を走るのに適していると思います」
では今回5代目プリウスが登場し、どのような印象を抱いたのでしょうか。
「率直に4代目プリウスと比べてデザインがカッコ良くなったと感じました。
気になる点については、後方から接近する車両を感知する機能や、降車する際に後方から来る自転車などを感知して知らせる機能などが搭載されていますが、どれくらい精度が高いものなのか(実用的なものなのか)という点が気になります」
またAさんは4代目プリウスのセンサーの精度について気になっていたといい、「生えている草を障害物だと認識してセンサーが鳴ってしまうことがあって気になっていたので、新型プリウスのセンサーの精度は少し気になるところです」と話しています。
※ ※ ※
新型プリウスへの試乗については「走行性能のほか、シーターの通気性やヒーター機能なども向上しているようで、運転のしやすさ・乗り心地などを試してみたいと思いました」と話します。
ハイブリッド車は発売が開始され、人気の高いグレードでは受注停止となっているものもあるなど、非常に注目度が高い様子がうかがえます。
なお、プラグインハイブリッドシステムを搭載した新型プリウスのPHEVは3月の発売が予定されています。
すでに購入者が続々と増えている新型プリウスですが、実際に利用してみるとまた抱く印象も変わってくるかもしれません。