ランクルのライバル現る!? 存在感あるメッキグリル採用! 本格派オフローダー「TANK 500」に新仕様を追加、中国投入へ

ランクル再販もあり得る? 競合多いオフロードSUV市場はどうなるのか

 ランドクルーザー不在の中国市場では大ヒット間違いない存在となりうるでしょうが、実はランドクルーザーが再び中国で販売されるという噂もあります。

 以前よりたびたび中国におけるトヨタの施設がある地域周辺で現行のランドクルーザーがカモフラージュ姿でテストされている様子が目撃されており、もしも本当に再販されるとなれば、注文が殺到すること間違いありません。

 タンク 500 PHEVの価格は現時点で公表されていませんが、中国で展開されているV6モデルは33万5000元(邦貨換算:約650万4500円)から販売。

 そしてタイで販売予定のハイブリッドモデルも150万バーツ(約589万4000円)ほどになるといわれています。

 PHEVモデルはそこから高くなることでしょうが、内容を考えても十分に安いといえる金額で登場することでしょう。

 また、もしもランドクルーザーが「輸入車」として中国で再登場する場合、輸入車に対する15%の関税が適用され、日本などで販売されている価格よりも高くなります。

 ランドクルーザーを指名買いするほどの消費者層でなければ、タンク 500は価格面で強烈なライバルとなるかもしれません。

街中でも存在感のある「タンク500」
街中でも存在感のある「タンク500」

 世界的に流行りを見せているSUVですが、砂漠や未整地、高地が多い中国では本格的なオフロード走行が可能なSUVはとくに人気で、そういった地域でのランドクルーザーの評判も確かなものとなっています。

 また、長城汽車以外の中国ブランドも続々と大型オフローダーを中国国内でリリースするだけでなく、東南アジアなどの地域へ積極的に輸出する傾向にあります。

 納車が数年待ちとなるほど不動の人気を誇るランドクルーザーですが、これらライバル車種が続々と登場することで、競争はさらに激化すると見られます。

【画像】顔がすげぇ…! メッキグリル採用のランクルライバル! 実車を見る!(19枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト

下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー