ガソリン価格少し値上がり! レギュラー平均168.2円 “最安県”は160円台で推移

資源エネルギー庁がガソリン店頭価格を発表しました。3週ぶりの値上がりです。

前回から0.3円値上がり

 資源エネルギー庁は2023年1月12日、レギュラーガソリンの10日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。

 全国平均は1リットルあたり168.2円で、前回(2022年12月26日)から0.3円高くなりました。

 3週ぶりの値上がりです。

ガソリン価格の高騰が続いている
ガソリン価格の高騰が続いている

 都道府県別にみると、25道府県で値上がり、8県で横ばい、14都府県で値下がりしました。

 店頭価格で最も安かったのは宮城県で160.3円、次いで青森県と徳島県162.7円、岩手県163.1円です。

 一方、最も高かったのは長崎県で181.2円、次いで長野県177.8円、鹿児島県177.5円でした。

※ ※ ※

 ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月27日から1リットルあたり5円、3月10日から25円、4月26日から35円を上限に支給しており、さらにそれでもガソリン1リットルの平均価格が170円(4月25日の週からは168円程度)を超過したら、その半分を支援すると発表しています。

 燃料油価格激変緩和措置の期間は原油価格が高止まりしている状況を踏まえて、2023年9月末まで実施される予定です。

 なお、経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、1月10日時点で1リットル182.8円と算出しており、次回調査日の1月16日の時点で183.6円に上がると見ています。

 このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は14.8円でしたが、本日12日から15.6円に増額されています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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