「それ違反ですよ?」 クルマに欠かせない「スマホホルダー」 設置トラブルを防ぐ「注意点」とは!?
気軽なエアコン取り付けタイプは「事前の確認」が最重要!?
スマホホルダーは、両面テープなどで貼り付けるタイプ以外に、吸盤で設置するタイプもあります。
多くの製品では吸盤を貼り付けるための「土台」となるパーツも付属されていますが、これはなぜでしょう。
その理由は、吸盤を直接ダッシュボードのシボ面に貼り付けると、吸盤がはがれてしまうおそれがあるからです。
シボの隙間から空気が入ってしまうことが原因です。
表面がツルツルな土台のパーツをダッシュボード上に両面テープで貼り付け吸盤を固定することで、吸盤の効果を高めることができます。
また車内空調の吹き出し口、いわゆる「エアコンフィン」にスマホホルダーを取り付ける場合にも注意が必要です。
エアコンフィンに取り付けるスマホホルダーは、両面テープなどで貼り付けることなく、手軽に設置できることがメリットです。
ただし設置するフィンの位置が奥まっていたりすると、仮にホルダーが設置できてもスマホが干渉してしまうケースも発生するので、あらかじめ取り付け部周辺を確認する必要があります。
また、スマホは冷たいエアコンの風が直接当たると、内部に結露が発生し故障の原因となるので、スマホを置く際はあらかじめエアコンフィンから風が出ないよう閉じておく必要があります。
ダクトから各吹き出し口への送風を止められる機能があれば問題ありませんが、フィン自体をシャッターのように閉じることで止めるタイプの場合は、ホルダーの取り付け部と干渉してしまいます。
エアコンフィンに取り付けるスマホホルダーを購入する前には、この点も確認する必要があるでしょう。
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最近ではスマートフォンとの連携を考慮した「ディスプレイオーディオ」を装着した新型車が増え、車内でスマホ画面を見る機会は減りつつあります。
しかし近場での移動時にスマホを置いたり、ディスプレイオーディオには表示できないアプリを利用する時には、やはりスマホホルダーが重宝します。
ドライバーは、安全な場所に停車している時以外は、スマホなどを手で保持した状態で使用することや、スマホの画面を注視することが禁止されています。
保安基準に沿ってスマホホルダーを設置し、道路交通法にも違反しないよう安全にスマホを利用することが重要です。
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