セルフ式は不安? クルマ給油時にやりがちなNG行為とは? 慣れてても要注意!
セルフ式ガソリンスタンドで給油するとき、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
携帯電話は操作していいの?
EV(電気自動車)の普及が進んでいるとはいえ、ガソリン車もまだまだ多数派。そのため給油も欠かせませんが、燃料を補給するガソリンスタンドはセルフ式が増えています。
このセルフ式で給油する際にやってしまいがちなNG行為とは何でしょうか。
セルフ式ガソリンスタンドが日本で認可されたのは1998年4月です。それから四半世紀を経て、セルフ式の割合は増え続けています。
日本エネルギー経済研究所石油情報センターの統計によると、2022年3月末現在、全国のガソリンスタンドは2万8475か所で、このうちセルフ式は1万608か所に上ります。
ガソリンスタンドの総数は減っていますが、セルフ式は概ね横ばいが続いているため比率は増加中。セルフ式の割合は前年比1.2ポイント増の37.3%でした。
ちなみにセルフ率のトップは神奈川県で54.4%、最も低いのは秋田県で23.1%です。
このように存在感を増しつつあるセルフ式スタンドですが、普段クルマに乗り慣れていない人や、従来のフルサービスのスタンドを利用する人にとっては、セルフ式での給油が少し難しく思えるかもしれません。
しかし、いくつかの注意点さえ守れば、簡単に利用できます。
まず、セルフ式スタンドに入ったら、自車の給油口と給油機の位置を合わせて停車しましょう。
レンタカーなどの場合、給油口が左右どっちなのか分からないこともあると思います。
そのときは燃料計の給油機マークを見ます。側に付いている三角形が右向きだと給油口も右側、左向きだと給油口も左側に付いています。
給油機に合わせてクルマを停めると、まず、クルマのエンジンを停止します。ガソリンスタンドは言うまでもなく火気厳禁。火災を防ぐため喫煙はNGですし、エンジンも必ず切ります。
静電気にも注意が必要です。給油機に備わっている静電気除去シートに手を触れてから給油を始めましょう。ノズルを手に取り給油口の奥まで差し込んでトリガーを握ると、給油が始まります。
このとき、給油する油種を間違えないよう要注意です。ノズルの色は、レギュラーガソリンは赤、ハイオクガソリンは黄、軽油は緑と定められています。給油前に今一度確認しましょう。
そして満タンになると給油は自動で止まります。この後「本当に入ったかな……」と“とどめのちょい足し”をするのは、あふれたり吹きこぼれたりする原因になるのでNGです。ノズルを元の位置に戻して、給油口のふたをしっかり閉めると、給油作業は終了です。
なお、給油中の携帯電話の使用はNGです。電磁波や静電気によって引火の恐れがあり、また、操作することで注意力が散漫になるためといいます。スマートフォンに通知が来るとつい触りたくなりますが、給油中は控えましょう。
家族で来た場合は、給油中に子どもがクルマから降りて近付いたりしないようにすることも必要です。
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ちなみにセルフ式とはいっても、不明な点があれば給油機付近に設置されているインターホンで、店舗スタッフと連絡を取ることができます。
誤給油などの事故を防ぐために、油種や給油方法などが分からない場合、遠慮なく聞いてみても良いかもしれません。
セルフで24時間のところって、夜中に携行缶に給油できないので不便だよね。ガス欠のヘルプ受けても給油できないんで。
日中でも朝8時からなら免許と一筆(住所氏名目的)を書けば給油可能なんだけど、事務所に人が居ないで遠隔でカメラ見てて別の所に人がいるのか、それともワンオペで夜間は事務所から出るなと言われているのか。