日産校が水色「フェアレディ」を56年ぶりに復活? 反響凄い「直線ボディ」が美しい! 2月大阪でお披露目
日産京都自動車大学校では「ダットサン・フェアレディ」を蘇らせたようなカスタムカーを2023年2月に開催される「大阪オートメッセ2023」でお披露目するといいます。どのようなモデルなのでしょうか。
「ダットサン・フェアレディ」がまさかの復活!? 雰囲気が凄いそのモデルとは
大阪オートメッセといえば、関西圏を代表するカスタムカーイベントです。
その大阪オートメッセ2023で、日産京都自動車大学校が「ダットサン・フェアレディ」を現代に蘇らせたようなモデルをお披露目します。
自動車整備士や塗装・板金といった特殊技術を学ぶ自動車専門学校。
全国にはさまざまな自動車専門学校が存在しますが、そのなかで日産が展開するのが日産自動車大学校です。
全国に5校展開しており、北から栃木校・横浜校・愛知校・京都校・愛媛校が存在。
なかでも京都校は整備科や整備・ボディリペア科、カスタマイズ科を設けています。
そのなかで、カスタマイズ科の学生達がの「ダットサン・フェアレディ」風のモデルを制作しているといいます。
同校の広報担当者はカスタマイズ科の特徴について、次のように話しています。
「京都校 カスタマイズ科は『自主性を育てる』『時間管理の徹底』『人の事を考え行動できる』という3本柱で学生を育てています。
製作車両も自分達の作りたいクルマを作るのではなく、ターゲットユーザーを設定、年齢・場所・服装などを想像し、チームで話し合いをおこない製作しており、自分達の想いが世の中の思考と合ったときの喜びを学ぶというのがカスタマイズ科の特徴です」
このカスタマイズ科は、東京オートサロン2022にて日産「ムラーノ」をベースに日産「シーマ」のフロントフェイスを流用した「シーマSUV」を展示し、大きな話題となりました。
また今回の東京オートサロン2023に展示するべく日産「ムラーノ」をベースに日産「フェアレディZ」のフロントフェイスを流用した「フェアレディ X」を現在制作しています。
そして、フェアレディXと同時並行して制作が進められているのが、日産「マーチ」をベースに日産の名車といえるダットサン・フェアレディ風の見た目となる「アイムマーチ」です。
ダットサン・フェアレディは1960年に初代モデルが登場し、その翌1961年には2代目モデルとなっています。
初代モデルでは丸みを帯びたスタイルが特徴的でしたが、2代目モデルでは直線を意識したスタイルになっており、今回のアイムマーチも直線的なデザインが印象的です。
実際に製作を担当する学生はアイムマーチについて次のように話しています。
「アイムマーチは、フェアレディ(SR311型)がモデルです。
コンパクトなボディサイズかつオープンカーというのがSR311の特徴だったこともあり、ソフトトップのコンパクトカーを探したところ『マーチカブリオレ(K11型)』が良いのではという意見になりました。
製作するにあたって大変だったのは、造形ももちろん大変だったのですがそれ以上に電装系で探しにくいところの配線の断線などにかなり苦労しました」
実際にアイムマーチの制作過程は同校のSNSなどでも公開されています。
そうしたなかで、制作過程を見たユーザーからは「日産車には夢が沢山あって楽しいですね」、「横全体の写真が無いから何とも言えないが前後だけなら雰囲気はで出ますね」、「おおおおおー!どこから見てもマーチ改ですね」、「こういうワクワクするような車をメーカーもつくってくれないかな」というような声が見られました。
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完成に向けて制作が進むにアイムマーチですが、1番のアピールポイントついて前出の学生は次のように語っています。
「外装には2023年発売のホイールをレイズ様よりデモカーとして展示させていただくことが決定しておりますので注目して頂きたいです。
さらにエンジンや室内にも注目して頂きたいです。CVTのコンバーチブル車両にK11マーチのMT車のエンジンを載せています。
室内にはRECARO様のproracerを用いスポーツカーチックに完成しました」
また最終的には水色のボディカラーになるようですが同校のSNSでは「ターコイズブルーのような綺麗な色をしています。また、ターコイズブルーの和名は新橋色または金春色(こんぱるいろ)と呼びます」と投稿されており、完成した実車の色にも注目です。
なおアイムマーチは、前述の通り大阪オートメッセ2023でお披露目されます。
一方で同時並行して制作が進むフェアレディXは東京オートサロン2023と大阪オートメッセ2023の両方で見ることが出来るようです。
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