“眼力”強め! ド迫力フェイスがちょっと怖い「新型SUV」登場! 弾丸も跳ね除ける4000万円超え“装甲車”とは
米国・ラスベガスで2022年11月1日から4日まで開催された「SEMAショー2022」にて、Plan B Supplyは、新型の装甲車両「RICOCHET ARV」を発表しました。
恐怖顔の新型装甲車「RICOCHET ARV」登場
防弾車両を開発・製造しているPlan B Supplyは、2022年11月1日から4日まで米国・ラスベガスで開催されていた「SEMAショー2022」にて新型の装甲車両「RICOCHET ARV」を発表しました。
ARVとは「Armored Tactical Vehicle」の略で、直訳すると「装甲戦術車」という意味。名前・エクステリア共に、いかにも軍用車両な雰囲気の漂うこの車両は、どのようなクルマなのでしょうか。
Plan B Supplyは、ダン・コールマンとトム・ブルームの2人によって創業された、米国に本拠地を置く装甲車メーカー。これまでも防弾仕様の自動車を多く手掛けてきましたが、車両の販売は、軍隊だけでなく、民間にもおこなっているようです。
発表された「RICOCHET ARV」は、アメリカの軍用車両「ハンヴィー」やその民生モデルであるハマー「H1」をベースに、ボディやサスペンションなど各所に改良を加えたモデル。
ボディパネルはもちろんのこと、各所のウィンドウガラスも防弾仕様になっており、最上級グレードの乗員保護レベルは、狙撃銃の7.62mm弾丸やM−16の5.56mm弾丸にも耐えられる乗員保護レベルCEN 1063 B6レベルに達しています。
エクステリアでは、大きな丸形ヘッドライトや、大型のブルバーを装備し、異様な雰囲気を放っているほか、ビス止めのボディパネルや物々しいウインドウ、3つずつ用意された頑丈そうなドアヒンジなどがいかにも装甲車といった印象を与えています。
また後部ドアは、逆ヒンジ式になっており、イギリスの高級車「ロールスロイス」のような、観音開きを採用しています。
グレードは3つの種類があり、1番安価な「モデル1」はピストル弾を防げるB4レベル、「モデル2」「モデル3」ならばライフル射撃にも耐えきれるB6レベルの装甲が用意されます。
パワートレインには、「モデル1」では、最高出力200馬力を発揮する4.5リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンと4速ATを組み合わせ、0-60mph(0-96km/h)加速は9.8秒。
「モデル2」なら最大400馬力、「モデル3」なら420馬力を発揮する6.6リッターV型8気筒ディーゼルターボエンジンと6速MTを組み合わせ、0-60mph(0-96km/h)加速は「モデル2」で6.8秒、「モデル3」で6.5秒に達し、オンロードでもオフロードでもパワフルな走りを可能としています。
乗車定員は、4名もしくは6名を選択可能です。
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「RICOCHET ARV」の価格は、ベースグレードとなる「モデル1」で29万8000ドル(約4070万円)、最上級モデルとなる「モデル3」で46万ドル(約6280万円)です。
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