まるでホラー写真!? 怖すぎると話題の「タイヤキャラ」 今も愛される「スマイレージ」の正体とは

SNSでは、錆びついたヨコハマタイヤのキャラクターの看板が怖すぎると話題になっています。一体、どのような風貌になってしまったのでしょうか。

ヨコハマタイヤのキャラクターとは?なぜSNSで話題に?

 タイヤメーカーの横浜ゴムには「スマイレージ」という名前のキャラクターが存在しました。
 
 最近になって度々SNSで話題となるスマイレージとは、どのようなキャラクターなのでしょうか。

街中にいまも残る「スマイレージ」(画像提供:mimizuku@廃墟街歩き(@hopigon))
街中にいまも残る「スマイレージ」(画像提供:mimizuku@廃墟街歩き(@hopigon))

 現在の横浜ゴムには「Performance Y」という赤い5本のラインの「Y」のロゴが採用されています。

 そうしたなかで、スマイレージは1962年にタイヤの販売促進向けとして作成されました。

 スマイレージとは、「Smile(微笑)」と「Mileage(走行距離)」を合わせた造語で「笑顔で楽しく、どんどん走れるタイヤ」という意味が込められているようです。

 その後1980年代後半から、高性能・スポーツ向けのメーカーとして認知を得る戦略をとり、看板も徐々に赤と黒の新しいロゴ、つまり現在の「Y」(YOKOHAMA)ロゴに変更していきました。

 そんなスマイレージが描かれた看板がいまでも今でも見かけることがあるようです。

 しかし、その看板は錆びつきまるでホラー画像のようだとSNSで話題になっています。

 mimizuku@廃墟街歩き(@hopigon)さんの投稿には「看板に描かれたヨコハマタイヤのキャラクターが錆び付いてホラー画像と化してた…」という文章とともに、スマイレージの写真が投稿されています。

 その写真には、不気味に笑う悪魔のような看板が写っています。よく見ると、スマイレージだと分からなくもないのですが、その風貌は大きく変わっています。

 この投稿に対して「比較的キレイに錆びてる 酷いのは黒い涙みたいになるから」「錆びてなくても、ホラーですけどね笑」などのコメントが寄せられています。

 スマイレージは横浜ゴムのシンボルマークという位置づけではなくなりましたが、現在も親しまれているキャラクターです。

 以前からスマイレージを知っている人からは「懐かしい」、初めて知った人からは「きもかわいい」といわれ、印象に残りやすいキャラクターです。

 かつて横浜ゴムは、ユーザーに「ヨコハマタイヤを笑顔で満足してもらうため」というテーマで、サービスの向上を目的にし、そのシンボルマークとしてスマイレージを掲げました。

 本来の主旨とは違ったかたちかもしれませんが、令和の時代も注目される魅力があったようです。

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