「ヴェルファイア」みたいな「クラウン」!? トヨタ クラウンなのに日本にない! 見慣れぬ2モデルの正体とは

日本を代表する高級車のひとつにトヨタ「クラウン」シリーズがあります。2022年に16代目が登場するまでは、国内をメインターゲットにしたクルマでした。しかし一方で、国外でしか売られていない「クラウン」があります。一体どのようなクルマなのでしょうか。

「クラウン」なのに日本で売ってないモデルが存在

 1955年の登場以来、日本を代表するクルマとして名高い「クラウン」。歴代のすべてのモデルで日本の高級車としての地位を維持し、もっとも「日本らしいクルマ」といっても過言ではありません。
 
 そんなクラウンシリーズは、歴代の一部モデルや2022年7月に初公開されグローバル展開を予定している16代目を除いて、基本的に日本国内販売がメインのクルマです。しかし、クラウンの名前が付くにも関わらず日本では一切新車販売されていないモデルも存在しています。

王冠マークが「クラウン」シリーズであることを示す「クラウンヴェルファイア」
王冠マークが「クラウン」シリーズであることを示す「クラウンヴェルファイア」

 そのクルマが、ともに中国市場で販売される「クラウンクルーガー」と「クラウンヴェルファイア」です。

 両車を販売するのはトヨタの中国現地法人2社のうち一汽トヨタ。同社はクラウンシリーズを中国で販売していたため、現地でもクラウンの名は高級車ブランドとしての地位を築いていました。

 2021年8月に中国で発売されたクラウンクルーガーはクラウンシリーズでは初のSUVで、全長5mを超えるボディと3列シート7人乗りが特徴です。

 北米をはじめ中国でも展開される大型SUV「ハイランダー」とは兄弟車にあたり、プラットフォームは「RAV4」や「ハリアー」などでも採用されているTNGAプラットフォーム(GA-Kプラットフォーム)を採用。

 ワイド感を演出するロアグリルや3連LEDヘッドライトがフロントフェイスに存在感を持たせており、クラウンシリーズらしく、グリル中央には王冠エンブレムが輝きます。

 インテリアは遮音ガラスや制振材などの採用により静粛性を重視したものとなっているほか、ヘッドアップディスプレイや12.3インチのLCDインストルメントパネルおよびナビゲーションシステム、顔認証システムなどのハイテク装備を搭載しています。

 搭載されるパワートレインは、熱効率41%を達成した2.5リッターダイナミックフォースエンジンにモーターが組み合わされるハイブリッドシステムで、電子制御四輪駆動システム「E-Four」も採用されます。

 クラウンクルーガーの現地価格は27万7800元(約545万円)から35万2800元(約692万円)に設定されています。

 一方、クラウンヴェルファイアは日本でも発売している人気の高級ミニバン「ヴェルファイア」の中国バージョンにあたります。

 兄弟車の「アルファード」およびヴェルファイアは元々中国でも展開していますが、2021年4月に発売されたモデルではヴェルファイアにクラウンの名前が与えられました。

 パワートレインは日本とは異なり、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせるハイブリッドのみの展開です。

 クラウンヴェルファイアの現地価格は84万7000元(約1662万円)から92万8000元(約1821万円)に設定されています。

※ ※ ※

 クラウンクルーガーとクラウンヴェルファイアは、名前こそクラウンと名乗っていますが、ベース自体はクラウンとは無関係の車種です。

 一方で、中国でも知られる高級車ブランドであるクラウンの名称を用いることで、プレミアムモデルとしての存在価値を高めるものであることは間違いありません。

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