気づかぬうちに「タイヤ盗難被害」続出!? 交換時期を狙った悪質手口!盗まれないようにする対策とは
被害に遭わないために…タイヤの盗難防止対策は?
では、タイヤの盗難防止には、どのような方法が挙げられるのでしょうか。
富山西警察署では、盗難防止対策として「鍵のかかる場所にタイヤを保管する」、「タイヤにチェーンをかけて複数本をまとめる」、「タイヤに自分のものである印をつけておく」の3つを挙げています。
鍵のかかる場所にタイヤを保管することは大前提として効果的な対策ですが、タイヤにチェーンをかけて複数本をまとめたり、タイヤに自分のものである印をつけておいたりしている人は少ないかもしれません。
タイヤにチェーンをかけて複数本をまとめる理由としては、タイヤ1本1本であれば盗難の際に比較的持ち運びがしやすいのですが、まとめておくことで総重量を重くし、持ち運びをしにくくするという目的があります。
また、タイヤに自分のものである印をつけておくことについて、前出の担当者は次のように説明します。
「タイヤに印をつけておくことで、盗難されたタイヤが発見された際に、持ち主のもとへスムーズに返すことができるというメリットがあります。
また、盗難されたタイヤを犯人が使用していたり、転売していたりした場合、印の有無を確認することでそのタイヤが盗難されたものであることを断定できます」

タイヤへの印はどこにつけても良いそうですが、なるべく消えず、遠くからでも目立つように白ペンを活用するなど、少し工夫するのが良さそうです。
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前出の担当者によると、「カー用品店での啓蒙活動では、選別や年齢にかかわらず多くの来場客にチラシを手渡した」とのことで、今後幅広いユーザーがタイヤの盗難が相次いでいる事実について知り、対策を講じてくれることでしょう。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。











