「SUV風の軽自動車」なぜ増加? スズキ「ハスラー」から火が点いた「軽SUV」は無敵ジャンルだった!?
軽SUVは欠点無し!? オーナーに直撃!
軽SUVの魅力は使っている人に聞くのが一番、ということで、実際にハスラーを所有するIさん(40代・男性)に話を聞いてみました。もともとはドイツ車のクーペに乗っていたというIさん。随分と方向転換されたようですが、なぜ軽SUVに乗り換えたのでしょうか。
「クーペから軽SUVですから、確かに周りからも不思議がられました。乗り換えたのは新型コロナ騒動が騒がれはじめた3年ほど前からで、狙ったわけではないのですがタイミングは良かったと思います。
もともと軽自動車に乗ろうと考えていたわけではなかったのですが、ハスラーの軽自動車っぽくない存在感を持ちつつ、丸目ヘッドライトで威圧感がないキュートなデザインに惹かれて購入しました。
ちょうどコロナ禍で収入も下降気味でしたので、軽の維持費の安さは助かりました」
まずはルックスに惹かれてハスラーを選んだそうで、確かに愛嬌のあるデザインは多くの人から高評価されているようです。
「見た目だけでなく、剛性感があるのが気に入りました。ハスラーはとくにAピラーやBピラーあたりがしっかりしているように感じます。
スライドドアではない代わりに、SUVとしても使えるがっしりした感覚が良いです」(ハスラーオーナー Iさん)
また、アウトドア&キャンプ・ブームで出かけるときも、2名分なら十分な積載量を確保しており、実用性の高さに感動したそうです。
「クーペは運転を楽しむために所有していましたが、ハスラーにしてからは目的地までいかに気軽に行けるかと気持ちがシフトしました。
軽自動車なので横幅は狭いのですが頭上にも余裕がありますし、狭さはほとんど感じません。
また最低地上高も少し高いので、未舗装のキャンプ場でもあまり神経質にならず走行できます。
後部座席を畳まなくても大型スーパーで一度に大量購入した商品も積めますし、妻も喜んでいるので、今のところメリットしかないです」(ハスラーオーナー Iさん)
都内の中古車販売店スタッフのN氏に軽SUVの人気について聞いてみたところ、やはり問い合わせは多いそうです。
「各車それぞれに標準モデルより個性的な魅力を持っていて、お問い合わせいただくのは多い気がします。
軽SUVの場合は本格的な悪路を走行する人も少ないですし、段差や雪道などを気にせずに走には十分なロードクリアランスを確保しつつ使い勝手の良さも併せ持つとあって評判が高いようです。
また装備なども充実しているうえに社外品のカスタムパーツも増えてきているので、さらなるカスタムを楽しめるのも良いです」
また軽SUVの場合、ベースがハイトワゴンやスーパーハイトワゴンなので、今流行りのキャンパー仕様のベースとして最適で、車中泊なども快適に過ごせそうです。
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最近の軽自動車は完成度が高く、軽SUVは実用性に楽しさを加え、さらに人気が高まるジャンルになりそうです。
またハイブリッド仕様も増えており燃費も優秀。軽SUVは欠点らしい欠点が見つからない、オールマイティに使えるジャンルといえそうです。
代車でスズキKeiに乗った時、トルクもあって凄いなと思いましたね。燃費も普通にリッター30キロ走りました。