今後高騰する「国産車」は? 日本象徴の「トヨタ最上級セダン」も海外流出加速か 注目される米国「25年ルール」とは
2022年または2023年に25年ルールが適用される日本車はナニ?
2022年または2023年において、25年ルールが適用される国産車はいくつかあります。
まず、2022年に25年ルールが適用されるクルマとしてはトヨタの「センチュリー」(2代目)があります。
初代センチュリーの誕生から30年経ってようやく2代目が発売されたのが1997年です。
センチュリーは、センチュリーとしてはもちろん、国産車として初めてV12エンジンを搭載しています。
魅力は、クラシックで重厚なデザイン、そして日本車初めてのV12エンジンによる滑らかな走りと静粛性です。
また、ショーファードリブンとして開発されているだけあって、後部座席の快適性にも優れています。
シートヒーターはもちろん、ドア連動機能付きシートスライドやシートに組み込まれたマッサージ装置なども装備。
ただし、アフターパーツのラインナップが少ないため、パーツ探しに苦労する人も少なくないかもしれません。
また、ホンダ「シビックタイプR」(EK9)も、2022年に25年ルールが適用されるクルマです。
初代シビックタイプRは、ホンダのタイプRシリーズとしては、3番目のクルマとなります。
魅力は、パワーとそのパワーを支える専用チューニングで、コーナーを積極的に走るのが楽しいクルマに仕上がっています。
アメリカではホンダ車の人気が高いため、シビックタイプR(EK9)も注目を集めるとされています。
ほかには、三菱の「パジェロ エボリューション」も2022年に25年ルールが適用されます。
パジェロといえば1980年代からパリ・ダカールラリーに参戦し、好成績をおさめてきた4輪駆動車として世界的に知られています。
アメリカでは、ラリー車はあまり人気がありませんでしたが、ランエボの人気に伴いその希少価値とともに意外な人気になるかもしれません。
また、2023年に25年ルールが適用され相場が高騰しそうなクルマとして、トヨタの「アルテッツァ」(XE10型)があります。
1998年に登場したモデルで、内外装にはトヨタのロゴマークを装着していないところが特徴のひとつです。
フロントとリアはともにダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用しています。
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近年、JDMはアメリカで注目されているクルマで、日本車は故障しにくく、カスタマイズのパーツや情報が豊富にあると人気です。
その人気とともに相場の高騰が顕著なモデルとして、日産「スカイラインGT-R」が挙げられ、状態が良い場合には数千万円という価格で取り引きされています。
円安が著しい昨今では、海外のユーザーからは日本の中古車が相対的に安く見えることがあります。
こうした為替の影響もあり、さらに日本の中古車が多く海外へと流出していくかもしれません。
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