「ETC使えなくなる?」 ETC車載器「10年以上使用」は要注意!? 確認方法は「ETC2022年問題」コロナ禍で影響も

高速道路でETCを利用しているという人は多いでしょう。一方で、クルマに搭載されているETC車載器が一部使用不可になるといいます。これにはどういった理由があるのでしょうか。

「古いETC車載器」ってどう確認したらいい?

 そもそも古い車載器とは具体的にどういったものなのでしょうか。またどのように確認すると良いのでしょうか。

あなたの「古いETC車載器」は大丈夫?
あなたの「古いETC車載器」は大丈夫?

 国土交通省によると、使えなくなるのは「2007年以前の技術基準適合証明・工事設計認証(旧スプリアス認証)を受け、製造されたETC車載器」としています。

 例えばパナソニックでは、実験機として出荷された3機種が旧規格として対象となっていますが、それ以外の2001年以降に製造された機種は新スプリアス対応を実施済とのことで、型式ごとの対応状況一覧を公表しています。

 また、デンソーでは2001年から2004年に製造された2機種が使用不可となると説明しており、それ以外の機種では引き続き使用可能です。

 ほかにも、自動車メーカーの純正品を使っている場合は、自動車メーカーごとに確認することができ、トヨタやホンダ、スズキでは、メーカー純正品のETC車載器は、過去のものも含めて新規格に対応しており、2022年以降も問題なく使用できるということです。

 車載器の型式は、車載器本体に貼ってあるラベルのほか、購入した時の箱や取扱説明書などにも記載されています。

 多くの製造メーカーや自動車メーカーのWebサイトでは、旧規格のため使えなくなる機器の型式一覧や新規格対応機器の一覧が公表されていますので、自分の車載器の型式と照らし合わせて確認するといいでしょう。

【画像】この先「2030年問題」も発生!? 自分のETCは使えるか写真で見る!(11枚)

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