トヨタが新型「タンドラ アゲアゲ仕様」を発売! 「そんなに上げて良いの?」ド迫力な「7cmアップ」がスゴイ! 安全性維持のTRDキットを米国で設定
2022年10月25日に米国トヨタは、トヨタ・レーシング・デベロップメント(TRD)が開発した3.0インチリフトキットを新たに設定した新型「タンドラ」を発表しました。
え…そんなにアゲアゲしていいんですか?
トヨタの米国法人(米国トヨタ)は、トヨタ・レーシング・デベロップメント(TRD)が開発した3.0インチリフトキットを新たに設定した新型「タンドラ」を発表しました。
新たに設定されるタンドラリフトキット仕様は、「Toyota Safety Sense」に対応したトヨタ唯一の純正リフトアップキットとして登場しました。
キット内容は「ビルシュタイン製フロント&リアショック」「高さ調整済みフロントコイルスプリング」「Roush製鍛造アッパーコントロールアーム」が含まれます。
ビルシュタイン製モノチューブショックとTRD製レッドコイルスプリングは、2021年に登場したミッドサイズピックアップ「タコマ」に設定したディーラー装着のリフトアップキットと同様に、TRDがチューニングを施したものです。
ショックはディグレッシブピストンを採用し、低速域での車体制御と高速域での優れた安定性を実現。フロントにはデトロイトのRoush Performance社製の鍛造アッパーコントロールアームを装備。この強化されたUCAは、リフトアップされたサスペンションのストロークを補います。
さらに、フロント周辺のロアナックル、スタビライザーリンク、アウタータイロッド、タイロッドスリーブ、エクステンドドライブシャフト、バンプストップ、エクステンドブレーキフレックスホースや、リアスプリングスペーサーなどの細かな部品もキットに含まれています。
今回のキットは、車高を高くして雄々しい見た目に寄与するほか最低地上高を2.6インチ増加させるだけでなく、アプローチアングルは21.0度から26.0度、デパーチャーアングルは24.0度から25.0度へと拡大させることでオフロード性能を向上させました。
TRDのプリンシパルエンジニアであるミカル・エル・アークリ氏は次のように話しています。
「アフターマーケットのリフトキットには多くの妥協点があり、そのなかには車両の機能や安全システムに影響を与えるものもあります。
このキットは、タンドラの標準装備とシームレスに動作し、Toyota Safety Senseのすべての機能を保持し、高重心のキットを作ることで純正と同様の走行ダイナミクスを維持し、お客さまがリフトアップに求める見た目と感触を提供するよう設計しました」
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