実車も凄い?「軽版レクサス」SNSで話題の「タントカスタム」 さらにギア感ある「ファンクロス」体感してどう?
そんな所まで!? 細かな配慮に感激! 実際に乗ったらどう?
アウトドアに行くと、夜間や多くの荷物を積んだときにラゲッジに照明が欲しくなることも考えて、ファンクロスにはルームランプを天井と側面にも追加しています。
さらに後席右側にはUSBポートを追加したことで、スマートフォンやLEDランタンなどの充電もおこなえ、タントファンクロスだけの専用装備ですが全車に標準装備してほしいくらいです。
左側のセンタピラーを無くしたミラクルオープンドアももちろん採用。ほぼ90度まで開く運転席と助手席のドアも含めれば開放感はハンパなく、カータープを広げれば自分だけの専用空間が広がります。
両側電動スライドドア、助手席ロングスライドシートもあり、メーカーオプションの運転席ロングスライドシートを装着すれば、車内でウォークスルーもできてしまうほど。
長年タントが積み上げてきた使い勝手の良さをそのままに、アウトドアフィールドに行きたくなる要素を盛り込んだのがタントファンクロスです。

タント、タントカスタム、ファンクロスのグレード展開に対してエンジンは自然吸気エンジンとターボエンジンの2本立てです。
それぞれに2WDと4WDが設定されており、ユーザーの使い勝手に合わせて選ぶことが可能。
今回カスタムRSとファンクロスに試乗。どちらもターボエンジンの2WD車です。
信号待ちからのスタートでも制限速度まではサクッと加速してくれます。その後の巡航でもとくに大きく踏み足すこともなく順調に走ってくれました。
さらに加速をしたいときはさすがに踏み込んでエンジンを回す必要がありますが、エンジンを回すのも一瞬で済むくらいの力強さを持っています。
速度を上げてカーブを曲がるときはさすがにトールボディの影響もあり、上屋が少し傾いているようにも感じられます。
しかし普通の街中を一般的な速度で走っていればあまり気にならないかもしれません。
アウトドアフィールドに向かうような山道では、ボディの高さがあるぶん少し慎重に走ったほうが、同乗者も不安にならないと思われます。
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そのほかに、数多くの予防安全を司るスマートアシストも全部盛りで装備されており安全性にも不安はありません。
今時の軽車両は安全装備が全て搭載されており、不安を感じさせない作りになっています。
プレーンで優しい可愛い顔つきのタント、煌めきを増したカスタム、アウトドアに行きたくなるファンクロス。
どれを選んでも使い勝手の良さを体感しながら楽しめるクルマに仕上がっています。
Writer: 雪岡直樹
1974年東京生まれ。フォトスタジオアシスタントを経てフリーランスのフォトグラファーへ。雑誌やWeb媒体の撮影を担当。自動車雑誌の撮影と並行してユーザーインタビューやイベントレポートを担当することで、ライターとしても活動。国内最高峰のレース「SUPER GT選手権」を長年取材。新車情報やレースレポート、イベントレポートなどを雑誌やWebに寄稿する。

















































