タフでオシャレな新型「小型SUV」デビュー! コンパクトだけどラグジュアリー? パリモーターショーでジープ新型「アベンジャー」発表
ジープは2022年10月17日、パリモーターショーでバッテリーEVの「アベンジャー」を発表しました。
コンパクトな「EVジープ」 伊と西のみガソリンエンジン搭載車を用意
ジープは2022年10月17日(現地時間)、仏で開催中のパリモーターショーにおいて、ジープブランド初のバッテリー電気自動車「アベンジャー」を発表しました。
アベンジャーは2022年9月8日にジープのYouTube公式チャンネルで初公開されたモデルです。
アベンジャーはジープでは初となるフル電動のコンパクトSUV。
2015年から日本でも販売中の「レネゲード」よりも全長は16cm短く、ジープのEVでエントリーモデルとなる予定です。
エクステリアはジープのデザインコンセプトをそのまま受け継ぎ、象徴的な7スロットグリルや膨らんだフェンダー、台形のホイールアーチを装備。リアデザインもX型の燃料缶をインスパイアしたテールライトとなっており、これも歴代ジープのモデルを踏襲しています。
インテリアはラングラーをインスパイアした水平基調のデザイン。ダッシュボード中央には10.25インチのタッチスクリーンが中央に配置され、センターコンソールには大型の収納ボックスを装備しています。
シートはマッサージ機能付きを設定予定で、インテリアにはマルチカラーのアンビエントライト装備するほか、ワイドサンルーフなど、他のコンパクトSUVには少ないユニークな装備を用意します。
ドライブトレインは新世代の電気システムを搭載。モーターは最大出力156馬力・最大トルク260Nmを発揮、駆動方式は前輪駆動です。バッテリーは容量54kWhで、航続距離は最大で400km(WLTPモード)を実現。
バッテリーは200万km以上のテストを重ねたといい、オフロード走行中は高い最低地上高とスキッドプレートで損傷を受けないように保護されます。
新型アベンジャーは、悪路などで走行性能を高めるモード切り替えシステム「セレクトレイン」とヒルディセントコントロールを装備。コンパクトなボディながら、短いオーバハングと大型のホイールの組み合わせにより、オフロード走行だけでなく都市部の急坂でも役立つといいます。
先進技術はレベル2の自動運転機能を搭載。アダプティブクルーズコントロールと車線維持支援機能によりドライバーをサポートします。また、渋滞アシストや標識認識機能、衝突被害軽減ブレーキも搭載し、安全性を高めています。
新型アベンジャーは、2022年10月17日よりイタリアとスペインで「1st Edition」のオンライン事前予約を開始。この2国向けのみガソリンターボエンジン搭載車が用意されます。
なお、2022年9月8日の公開時点では、販売エリアに日本も含まれており、ヨーロッパの各市場、韓国での販売も予定すると発表されています。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。