ダイハツがアウトドアで攻める! タフギアな新型「タント」投入で王者「N-BOX」を超える!? 軽SUVが今キテる!

ダイハツ「タント」のマイナーチェンジで追加されたアウトドアモデルの新型「タントファンクロス」の受注が好調のようです。

新型タントは目標2倍以上の2万8000台受注!

 ダイハツの軽スーパーハイトワゴン「タント」がマイナーチェンジして2022年10月3日に発売されました。

 今回のマイチェンでは、広々とした室内空間とミラクルオープンドアによる利便性と解放感はそのままに、荷室のデッキボードや進化した9インチスマホ連携ディスプレイオーディオを採用し、使い勝手の良さが向上。

アウトドアグレードとして追加された新型「タントファンクロス」
アウトドアグレードとして追加された新型「タントファンクロス」

 さらに、エアロ仕様の「タントカスタム」はエンジンフードやフロントフェンダー、ヘッドランプ、フロントバンパーなどフロント周りを中心に、立体感と車両のワイド感を強調したエクステリアに変更し、より上質で迫力のあるスタイルに進化しました。

 加えて、アウトドアモデルとして新型「タントファンクロス」を追加。タントの使い勝手の良さを受け継ぎつつ、タフな世界観を表現したスタイルのほか、汚れた荷物や濡れた道具を置いても手入れのしやすい撥水加工のフルファブリックシート表皮や、防水加工シートバック(後席)の採用など、アウトドアの趣味に使える新モデルが登場しました。

 タント(標準モデル)、タントカスタム、タントファンクロスの3モデル体制になり、8月22日から先行受注が開始されましたが、10月3日の発売直前までの1か月強で2万8000台を受注。当初の月販目標として1万2500台を設定していたことから、2倍以上と順調な滑り出しとなっています。

 なかでも新型タントファンクロスが全体の約3割近くを占めるなどとくに好調で、早くもヒットモデルになりそうな予感です。

 軽スーパーハイトワゴンといえば、ホンダ「N-BOX」が絶大な人気を集めています。

 直近2022年9月の販売台数速報(全国軽自動車協会連合会)によると、ランキング1位のN-BOXが1万9411台に対し、2位のタントが9878台と2倍の差をつけられています。

 ただし、タントは8月後半からマイナーチェンジモデルの先行受注をおこなっていたこともあり、9月の販売が減っていると考えると、新型が正式発売された10月はN-BOXを抜いてトップに躍り出る可能性もありそうです。

 昨今の軽自動車は、ダイハツ「タフト」、スズキ「ハスラー」「スペーシアギア」、三菱「eKクロス」「eKクロススペース」など、SUVテイストのアクティブなモデルが数多く投入されて人気を得ています。

 一方でホンダは、軽商用バンの「N-VAN」には趣味で使える「+スタイルファン」グレードがありますが、N-BOXをはじめとした軽の乗用モデルでSUVテイストを取り入れたモデルは設定されていません。

 新型コロナ禍もあり、アウトドア需要が幅広い層で高まっています。そんななかで投入された新型タントファンクロスが、王者N-BOXから首位を奪還する契機になるかもしれません。

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