「車中泊」できるトヨタ「ランドクルーザー」!? 「大陸遠征用」に開発された「扱いやすいサイズ」の本格オフロード「キャンピングカー」とは
遠征隊「Expeditions 7」は世界中の大陸を車で旅する冒険家集団。そんな彼らが、次の遠征のために用意したトヨタ「200系ランドクルーザー」をベースに改造を施したキャンピングカー「E7 200M」を7台製作し、うち5台を販売するといいます。どのようなクルマなのでしょうか。
車中泊できるトヨタ「ランドクルーザー」
遠征隊「Expeditions 7」は北米やアフリカ、グリーンランドなど世界中の大陸を車で旅する冒険家集団。
そんな彼らは2014年に8つの土地をめぐり終えたあと、次の遠征のために用意したトヨタ「200系ランドクルーザー」をベースに改造を施したキャンピングカー「E7 200M」を7台製作し、うち5台を売り出すといいます。
トヨタ「ランドクルーザー」は1951年にトヨタBJ型として誕生して以来、以降70年にわたり「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」という顧客の期待に応え続け、信頼性・耐久性・悪路走破性を成熟させてきた本格SUV。現行モデルは、2021年8月に登場した300系で、2007年に登場した200系はその先代モデルに当たります。
遠征隊「Expeditions 7」は2014年、「70シリーズのランドクルーザー」複数台で、北米、アイスランド、ロシア、オーストラリア、アフリカ、南極大陸、南米、グリーンランドを走破しました。
そんなExpeditions 7は次の遠征のために、北米仕様のトヨタ「200系ランドクルーザー」をドイツやアメリカに拠点を持ち、本格オフローダーキャンピングカーを制作する「MALTEC」と手を組み、「E7 200M」を作成しました。
E7 200Mは通常のランドクルーザーと比較し、Bピラーのすぐ後ろからリビングキャビンに変更されていますが、ホイールベースの延長などは行われず、海外の輸送コンテナに収まるサイズに設定されています。
パワートレインは5.7リッターV型8気筒エンジンを搭載、これに8速ATが組み合わされます。
走破性能を高めるために、アプローチアングルが高められたオフロードバンパーやスキッドプレート、シュノーケルインテーク、ウィンチなどを装備。
リアキャビン内は、チーク材のフローリングにベンチシート、十分な収納、キッチン、冷蔵庫、LED照明、ヒーター、太陽光発電などが搭載され十分に生活ができるようになっています。
キャビン上のカーボン製ルーフは、ポップアップ型のテントになっており、外の風景を見ながらくつろげるよう設計されています。
E7 200Mは7台が生産されたうち、2台がExpeditions 7の遠征に参加。残りの5台が販売されるとのことで、公式サイトより問い合わせを受け付けています。
トランプさんが大統領だったら、戦争すら起こらなかったと、思うけどな