やっぱり「鼻」デカすぎ? 「威圧感」高めのBMW新型「XM」のデザインに論争勃発! 巨大化「グリル」どう見るのか
BMWは2022年9月28日、ハイパフォーマンスSUV「XM」を発表。このXMはBMW M社の創業50周年を迎えたことを記念するモデルですが、このクルマについてSNSでは、その特徴的なグリルについてさまざまな意見が集まっています。
BMWのキドニーグリル「大きすぎ」? 日本では受け入れられない? SNSで話題に
2022年9月28日、BMWは、ハイパフォーマンスSUV「XM」を発表しました。
XMはBMWのグループ会社でハイパフォーマンスモデルを手掛けるBMW M社の50周年を記念したモデルですが、このクルマの特徴的なキドニーグリルについて、SNSではさまざまな意見が集まっています。
XMは、これまでBMW M社が開発をしてきた、3シリーズベースのM3や5シリーズベースのM5のような「M」シリーズとは違い、ベース車の存在しない新しいモデル。このようなモデルは「M1」以来約40年ぶりとなっています。
パワートレインは、最高出力489馬力を発揮するV型8気筒ガソリンターボエンジンに、197馬力のモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド車で、システム最高出力は653馬力を誇るハイパフォーマンスSUVです。
全輪駆動システム M xDrive システムと8速のステップ・トロニック・トランスミッションが組み合わされ、0-100キロ加速は4.3秒を誇ります。
ボディサイズは全長5110mm×全幅2005mm×全高1755mmで、ホイールベースは3105mm。
エクステリアは、BMWらしい力強いボクシーなデザイン。上下2つに分離したヘッドライトに、ゴールドの差し色が入り内側にアクセントのライトが装備された大型のキドニー・グリルを装備して、迫力と存在感を強めています。
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XMが発表される前、その前身となる「コンセプトXM」というコンセプトカーが2021年11月30日に公開されています。
このコンセプトカーが出た際もSNSでは「『鼻』がデカすぎる」など巨大なキドニーグリルが話題になりましたが、コンセプトカーのデザインを継承した市販版XMのデザインにもさまざまな意見が集まっています。
一番多く確認できるのが「流石に『鼻』デカすぎる」「コラかと思った」「一瞬フェイクニュースだと思った」など、コンセプトモデルからやや小さくなったもののやはり大きなグリルに対して賛同できないという意見です。
また「マキバオーにしか見えない」「完全にヒポポタス」「これはカバオくん」などアニメやゲームのキャラクターと類似性があるという意見もあります
さらに「最近発表された3シリーズのように横長のグリルでいいのに」「最近のデザイン、本当奇抜」「一体どの層がターゲット?」「デカグリル許容派だけどこれは…」などといった声も多く、デザインが受け入れられない様子です。
一方で「BMWほど大きな企業が事前調査してない訳ない」など、どこかには受けるデザインなのだろうと推察する意見や「買えない人が文句言うべきでない」など、批判的な意見を言う層はターゲット層ではないという意見もあります。
また「日本のミニバンほど破綻してない」「ギラギラメッキのクルマよりマシ」など、昨今のグリルの大型化やギラツキ感を引き合いに出しそれよりは良いという見解もあるようです。
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称賛の声より批判の声のほうが多く聞こえてくるXMですが、現在の発表では主に米国、中国、中東で発売する予定とのことで、日本での販売計画は発表されていません。
今後日本への導入計画があるかどうかは不明ですが、初期段階で日本の名前があがらないということは「日本はXMのターゲット層ではない」のかもしれません。
XMは、2022年12月から生産を開始し、最初のデリバリーは2023年春頃になる見込です。
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