2022年9月22日、ホンダは軽自動車「N-WGN」のマイナーチェンジを実施して、翌23日から発売を開始しました。
　
　今回のマイナーチェンジでは、特に「N-WGN Custom（カスタム）」の内外装が進化しているのが特徴のひとつですが、ユーザーからはどういった反応が寄せられているのでしょうか。

　N-WGN（エヌ ワゴン）は、Nシリーズ第1弾モデル「N BOX（エヌ ボックス）」、第2弾モデル「N BOX +（エヌ ボックス プラス）」、第3弾モデル「N-ONE（エヌワン）」に続く第4弾モデルです。

　軽乗用車の「新しいベーシック」を目指し、居住性、安全性、燃費性能、デザイン、走りのすべてを高い次元で備えたハイトワゴンクラスの軽乗用車として開発されました。

　それぞれ標準仕様のN-WGNとカスタム仕様のN-WGNカスタムの2タイプが設定されており、今回の改良ではN-WGNカスタムがよりスポーティーかつ存在感を高めたデザインに進化。

　フロントグリルには、これまでの配列を吟味し曲線状のメッキと組み合わせたドット形状から、より力強さを感じさせるダーククロームメッキ仕上げのハニカムグリルに変更。

　ほかにもフォグランプガーニッシュ、ドアハンドルやリアのエンブレム、ライセンスガーニッシュなど各部にダーククロムの仕上げが施され質感を高めているほか、スポーク部分をブラック塗装とした新デザインの15インチアルミホイールなども装備されるなど、ブラックスタイルに統一されています。

　インテリアは高級感溢れるフルプライムスムースシートを採用するなど、上質でスタイリッシュなデザインに磨きをかけています。

　また今回の改良で安全運転支援システム「Honda SENSING」の新機能となる「急アクセル抑制機能」をホンダ車として初採用。

　万が一アクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違えた際に加速を抑制し、警告音とディスプレー表示でドライバーに注意喚起することで、毎日の運転をさらに安心にサポートする機能で、これによりペダル踏み間違い事故のさらなる抑止、被害軽減が期待されます。

　では今回の新型N-WGNについて、ユーザーからどういった反応が見られるのでしょうか。

　ユーザーからはカスタムの外観の力強さが増した点について反応する声が見られており、「グリルが良い」「（グリルの）ドット柄が消える（刷新される）のは良い」「普通車のコンパクトカーより断然デザイン良い」といった声が見られています。

　一方で、「微妙なデザインだな」や、はっきりと「今回のカスタムのフロントグリルは嫌い」といった声も。

　また今回初採用された急アクセル抑制機能については「アクセル踏み間違い抑制いいな！」「素晴らしい機能」「もっとほかの車種やメーカーにも広めてほしい」という声がありました。

　カスタムのデザインについては賛否あるものの、ペダル踏み間違いの抑止が期待できる急アクセル抑制機能は高評価の声が多く見られました。

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　また今回、新ブランドとなる「N STYLE＋」として特別仕様車「N-WGN STYLE＋ BITTER」を同時発売されました。

　N-WGNの「Lグレード」をベースにシンプルで親しみやすいN-WGNのデザインはそのままに、よりシックで落ち着いた、大人の世界観を表現した特別仕様車です。

　それぞれの価格（消費税込み）は、N-WGNが129万8000円から170万2800円、N-WGNカスタムが164万8900円から188万2100円。

　特別仕様車のSTYLE＋ BITTERは154万9900円から168万3000円です。