一瞬で「バキッ!」強風時には「ドア破壊」にも注意! 台風など超悪天候時の運転は何を意識すべき?

夏から秋にかけて、台風による災害が発生することがあります。クルマの運転ではどのようなことに注意すべきなのでしょうか。

強風でドアが開かなくなることも

 夏の終わりから秋にかけて、台風が到来するシーズンになります。

 強風とともに大雨をもたらす台風は、屋内にいても安全とは限らず、河川の氾濫や土砂災害の危険が高まることで、避難を余儀なくされることもあります。

 そのような天候で、やむを得ずクルマの運転をすることになったらどうすればよいのでしょうか。

豪雨による視界悪化に注意
豪雨による視界悪化に注意

 台風は事前に進路の予報が出るものなので、まずはそこから予測される状況が想定できます。台風は暴風雨による水害や土砂災害、停電などに注意を払う必要があります。各自治体が把握しているハザードマップなどの再確認、防災情報を入手するためのラジオの用意、非常持ち出し袋の確認など、できる限りの備えをすることが重要です。

 これらの備えをしたうえで、非常持ち出し袋の備蓄場所のひとつとしてクルマの中に1セット用意するというのも良いでしょう。クルマは非常時のシェルターとしても機能し、車中泊などの活用法があります。

 クルマの中ということも考慮して、緊急脱出時に使用するシートベルトカッターや脱出用ハンマーなども用意しましょう。

 ただし台風では大雨だけでなく強風の影響も考えなければなりません。

 JAFでは、過去に強風時の乗降の危険性について、実際にテストして検証しています。

 運転席のようなヒンジドアは風速40m/sでは、「横からの風圧によってドアの開閉ができなくなる」、もしくは「後方からの風圧によってドアを開いた途端に180度近く開くことでドアを破損させる」という結果に。

 以上のことから台風が直撃しているなかでクルマへの乗り降りをするというのは、ドアに体を挟まれるなどの事故につながるおそれがあり、注意が必要です。

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