ド派手グリルの 「新型ラージミニバン」発表! 「アルファード」ライバル誕生!? THS採用の新型「M8 HYBRID」を中国でお披露目!
全長5m超えのトランプチ新型「M8ハイブリッド」とはどんなモデルなのか?
M8は今回のモデルチェンジで2代目へと移行。
最大の特徴は新たなパワートレインで、旧型M8は旧型GS8と同じく2リッター直列4気筒ターボエンジンのみの設定でしたが、新型ではそれに加えてハイブリッド、そしてプラグインハイブリッドも用意しています。
ハイブリッドモデルは新型GS8同様、広州汽車が開発した4B20J2型2リッター直列4気筒ターボエンジンに最適化された特別仕様の第4世代THS-IIを搭載。
出力はエンジン単体で187hp、モーター単体で180hpとされていますが、システム総合出力は現時点で明らかとなっていません。
サイズは全長5193mm×全幅1893mm×全高1832mm、ホイールベースが3070mmで、中国で絶大な人気を誇るトヨタ「アルファード」よりも大きい設計です。
競争が激化している中国のミニバン市場にて、アルファードの対抗馬としてトヨタのハイブリッドシステムを搭載する大型ミニバンが登場するというのは、中国市場にしかない面白みを感じます。
THS-II搭載の理由として広州汽車は「トヨタが20年以上開発をおこなった結果、多くの人に支持されるようになった優れた技術であるから」としており、ここからもトヨタの持つハイブリッド技術の優位性がうかがえます。
広州汽車の新エネルギー車は長らく電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)のみでしたが、新型GS8からはハイブリッド車の展開も積極的におこなっていく方針となりました。
新型GS8と同時に発表されたハイブリッド技術戦略「鉅浪混動(メガ・ウェーブス・ハイブリッド)」では、トヨタのTHS-IIを組み合わせたシステムに加え、広州汽車が独自に開発したシリーズパラレルハイブリッドシステム「GMC 2.0」も用意。
つまりは、ふたつのハイブリッドシステムでひとつのハイブリッド戦略を構成しているわけです。
それぞれの搭載車種にも特徴があります。THS-II採用モデルはGS8やM8などの大型車種であるのに対し、GMC 2.0はコンパクトSUV「影酷(エムクー)」やコンパクトスポーツセダン「影豹(エムパオ)」に採用されています。
GMC 2.0採用の影酷と影豹は4B20L1型2リッター直列4気筒エンジンを搭載。THS-II採用モデルがターボエンジンを搭載しているのに対し、GMC 2.0では自然吸気エンジンとなっているのも特徴的です。
近年、徐々に増え始めている「ターボエンジン+ハイブリッド」は構造が複雑であり、価格とサイズの両方が重要な小型のモデル群には向いていないとされていることからも、この二通りのハイブリッド戦略には納得がいきます。
広州汽車のハイブリッド車は今後ますます増えていくことが予想され、それは必然的にTHS-IIの搭載車種が増えることも意味します。
どのメーカーもEV一辺倒となりがちな時代ですが、広州汽車のようにハイブリッド車でしか提供できない存在と価値に注目し、新たに展開していくことを決めるメーカーも今後、続々と現れてほしいです。
「いや、アルファードやんけ」と思ったけど広州トヨタ自動車有限会社として関わりがあるからできたんだろうね。
川の吸水口みたいで笑える。
水害の時はよく吸いそう。
押し出しばかりのデザインばっかりだよなあ。
エレガントさが無い
いやLM、アルファードのパクリだよく見るとLMのきが…