なぜ人気? トヨタの小型ワゴン「ルーミー」がハイブリッド無しでも「爆売れ中」! 理由は「万能選手」すぎるから!?
営業マンも売りやすい!? ルーミーの「万能選手」ぶり
首都圏近郊のトヨタ販売店で営業スタッフに聞くと、ルーミーを次のように評します。
「とても売りやすいクルマという印象です。免許を取り立ての若いドライバーからファミリー層、そして子育てを卒業した世代まで、無難に提案しやすいのです」
この「無難」というキーワードは一見ネガティブにも聞こえますが、クルマ選びにとっては重要なポイントとなります。よりポジティブに言うならば「万能」と表現したほうがよいかもしれません。
新車の販売店(新車ディーラー)に訪れるのは、車種を定めて来る客ばかりではありません。
すでに同店でクルマを購入している顧客が、点検や車検の相談に来た際に新たな乗り換えを提案するのは、営業マンにとっては基本中の基本です。
また顧客の家族が新たに免許を取ったり、進学や新社会人になった際の新たな移動用として、新たにクルマを買い与えるケースも少なくないのだといいます。
いっぽうで新規の来店客が若いファミリーの場合、子育てが始まりクルマの必要性を感じたため、とりあえず近くの販売店へ相談に訪れるというケースもあるようです。
そこで「ひとまず価格は安く」「扱いやすいサイズが良い」「実用的で広い室内がいい」「スライドドアが便利そう」…そんな細かな要望のひとつひとつに対し「ピタリとハマる」要素を多く持つ万能さが、ルーミーの美点となります。
もちろん「ハイブリッドがいい」「3列シート車がいい」「もう少し背が低く小さいほうがいい」などと、ルーミーにはない性能やサイズ感などの要望が出れば、そこではじめて別の選択肢を提案することもできます。
しかし街で見かけるルーミーの台数の多さからもわかる通り、「これで十分」と考え購入に至ったユーザーが多いことが理解できるでしょう。
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一般社団法人 日本自動車販売協会連合会調べによる2021年度(2021年4月から2022年3月まで)のルーミーの新車販売台数は13万4321台に及びます。
この数は、ホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」19万1534台(一般社団法人 全国軽自動車協会連合会調べ)、そしてトヨタ ヤリスの19万1414台に次ぐ国産車第3位の実力です。
ちなみに2020年度(2020年4月から2021年3月まで)のルーミーの販売台数は10万3064台。2019年度(2019年4月から2020年3月まで)は9万2890台。デビュー6年目を迎えたルーミーですが、いまも着実にその数を増やしています。
トヨタだから。
車の出来でいえばソリオの方が上だけどね。
トヨタだからってのは
ディーラーが多い(子育て・老人世帯にはもしものときの安心感)
乗ってる人が多い(評判聞ける・試し乗りの出来る)
ソリオよりも安い(送り迎えメインなら動力性能は二の次)
っての含めて売れてるんで、車体だけをソリオと比べて優劣の話するのは違うんだよね。
ルーミーは、ダイハツ車でトヨタで販売してるだけだから。
You Tubeでルーミーvsソリオ 安全ブレーキ対決とやらを見たとき、ルーミーは外見だけイカツイだけと思った。
但し、比較動画沢山あるから、見てからどちらも試乗してみれば、いいんじゃないのかな?
単純に安いからです。それが「無難」の意味なのです。ハイブリッドは燃費の良さをアピールしても、元々の車体価格の割高分を燃料費の差額分でペイするのは、余程の条件がそろわないと難しいですね。