「本当に合ってる?」道路のオレンジ線はみ出しちゃダメ!? OKなケースも? 意外と見落としがちな「センターライン」の違いとは

ほかにもある! 道路に引かれているさまざまな「線」

 道路のセンターラインは、白い破線や実線、オレンジの実線のほかにも、さまざまな種類があります。

 例えば、白色実線が2本引かれたセンターラインは、白色実線1本と同じく原則として道路の右側部分へのはみ出しは禁止です。

 オレンジ実線2本の区間も存在しますが、これも追い越しのための右側部分はみ出し禁止を強調する意味合いで引かれています。

 またオレンジ実線と白色破線の二重線は、オレンジ実線側のクルマは追い越しのためのはみ出しが禁止。

 白色破線側を走っているクルマは、はみ出しや追い越しが可能なことを意味します。

 簡単に言えば、走っている側の線の意味が適用されると考えておくと良いでしょう。

二重線、三重線も存在!? 道路の線にはさまざまな種類がある(画像はイメージ)
二重線、三重線も存在!? 道路の線にはさまざまな種類がある(画像はイメージ)

 さらに、オレンジ実線、白色破線、オレンジ実線の三重線も存在しますが、これも追い越しのための右側部分はみ出しを禁止しています。

 白色の実線や破線がオレンジの実線に挟まれているのは、道路が、白色のセンターラインの区間から、追い越しやはみ出しによる事故の危険性がある道路に差し掛かったことを示しており、事故への注意を促す意味があります。

 また、道路にはセンターラインによく似た線として、「車線境界線」という線があります。

 車線境界線は片側に複数の車線がある道路を区分する境界線です。

 車線境界線もセンターラインと同様、白色の実線、破線、オレンジの実線がありますが、センターラインとは意味が異なり、白色の実線と破線はどちらも線をまたいでの車線変更、追い越しが可能です。

 一方でオレンジ実線は、車線をまたいでの追い越しや車線変更が禁止されています。

 センターラインと意味を混同しないよう正しく理解しておきましょう。

※ ※ ※

 普段何気なく走っている道路ですが、センターラインは線の種類や色によって意味が異なります。

 線の意味を正しく理解し、交通違反や事故の原因とならないよう注意していきましょう。

【画像】「よく見かける!」道路で遭遇しがちな「シマシマの模様」なんて言うか知ってる? 画像で確認!(9枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー