トヨタが新型「YARIS ATIV」世界初公開! ド迫力グリル採用のセダン版「ヤリス」ってナニ? 豪華仕様も設定し、タイで発売へ
トヨタ モーター タイランドは、コンパクトセダンの新型「YARIS ATIV(ヤリス エイティブ)」を世界初公開しました。ヤリスのセダン版とはどのようなモデルなのでしょうか。
トヨタが小型セダン新型「ヤリス エイティブ」世界初公開
2022年8月9日にトヨタのタイ法人(トヨタ モーター タイランド)は、コンパクトセダンの新型「YARIS ATIV(ヤリス エイティブ)」を世界初公開しました。
日本でもコンパクトカーとして販売されるヤリスとは異なる新型ヤリス アティブとはどのようなモデルなのでしょうか。
日本で「ヤリス」という車名は2020年に「ヴィッツ」が4代目となるタイミングに海外で使われていたヤリスに車名変更して登場しました。
一方で海外では国や地域によってヤリスという車名は付くもののベース車が異なることや、同じベース車でも国や地域で車名が異なるなど少し複雑なモデルとなっています。
とくに東南アジアでヤリスセダンは、「ヴィオス(セダン)」「ヤリスLセダン」、ヤリス エイティブなどとして販売されてきました。
またフィリピンでは、ヴィオスのためのワンメイクレースとして「ヴィオスカップ」が開催され、毎年大勢の観客がレースを観戦するために訪れているといいます。
今回タイで世界初公開された新型ヤリス エイティブとは、どのようなモデルなのでしょうか。
エクステリアは、欧州車に採用されるファストバックスタイルのデザインを採用し、フロントフェイスはシーケンシャルウインカーとLEDヘッドランプを備えるほか、大開口のロアグリルを採用することで存在感のあるデザインとなっています。
また新型ヤリス エイティブには新開発プラットフォームが採用され、基本性能をアップしたほか、後部座席もゆったりとくつろげる空間や広いラゲッジスペースを実現しました。
インテリアは、センターには9インチタッチスクリーンディスプレイを搭載。さらに赤を基調とした合成皮革のシートやレッドステッチを採用した仕様も設定されたほか、64段階調整可能なアンビエントライトを採用することで高級感を演出しています。
パワートレインは1.2リッター直列4気筒エンジンにCVTを組み合わせて、先代よりも安定性が向上し、始動がよりスムーズになっています。
また全車速アダプティブクルーズコントロールや電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールドなどの運転支援も採用されました。
安全面では、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報、前車発信お知らせ警報、ペダル誤操作抑制機能などを含む「トヨタセーフティセンス」も搭載されます。
トヨタ モーター タイランドのプレジデント・山下典昭氏は次のように述べています。
「ヤリス エイティブは手頃な価格でクルマを提供することを目的として、2017年にタイ市場に導入されました。
信頼できる品質を重視する人や燃料を節約したい人、働き始めたばかりの人など、タイのお客さまのニーズにお応えします。
デビューから現在までの累計販売台数は13.3万台で、コンパクトセダン市場No.1の販売台数を誇るほか、世界35か国以上に輸出するために生産しています」
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タイ市場における新型ヤリス エイティブのグレードは「SPORT」「SMART」「PREMIUM」「PREMIUM LUXURY」をラインナップするほか、アクセサリーパッケージとして「LUSSO」「CHIARO」「PRESTO」といったセットも用意しています。
新型ヤリス エイティブの価格は53万9000バーツから68万9000バーツ(約205万円から約262万円)です。
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