ダイハツの人気軽自動車「ムーヴキャンバス」がフルモデルチェンジし、2代目が登場しました。

　昨今の軽自動車はスライドドアを装着し、全高が1700mm以上のスーパーハイトワゴンが人気ですが、ムーヴキャンバスはスライドドアを持つものの、それほど背が高くないモデルという新たなジャンルを生み出した先駆者です。

　このジャンルに参入すべく、スズキは2021年に「ワゴンRスマイル」を投入。両車はライバル関係にあるといえます。

　今回、新型ムーヴキャンバスとワゴンRスマイルについてのアンケートを実施。SNSユーザーに、「新型ムーヴキャンバスの競合車種とされる軽自動車としてワゴンRスマイルがありますが、どちらが好みですか？」という質問を投げかけてみました。

　その結果、新型ムーヴキャンバスが好みと回答した人が94.1％と圧勝でした（ワゴンRスマイルは5.9％）。

　新型ムーヴキャンバスが好みという回答者からは「よりスタイリッシュだから」「ムーヴキャンパスの振り切れたデザインが好み」「ツートンカラーがかわいいから」など、デザインを評価するコメントが寄せられています。

　さらに、「この車高のスライドドアはキャンバスが発祥だから」「先に出したのがダイハツだから」と、全高が低めのスライドドア車というカテゴリーを開拓したムーヴキャンバスの功績をたたえる声もありました。

　ほかにも、「ワゴンRスマイルはターゲットを女性に絞っている感じがするので、男性の自分は選びづらい」「ダイハツのエンジンのほうが自分の運転に合っている」といった意見も。

　今回新型ムーヴキャンバスは、2トーンカラーがかわいい「ストライプス」と、モノトーンで落ち着いた雰囲気の「セオリー」というふたつの世界観を設定。

　さらに、従来モデルのムーヴキャンバスやワゴンRスマイルには設定がない、ターボ車を新たに設定するなど、新型ムーヴキャンバスは女性だけでなく男性もターゲットにしたような商品展開としているのがポイントとなっています。

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　初代モデルでは、「ムーヴ」の販売の約6割をキャンバスが占めているといわれており、ダイハツの主力モデルに成長しました。

　新型ムーヴキャンバスは初代モデルのイメージをキープしつつ、デザインやプラットフォーム、エンジンが進化。老若男女問わず、幅広い層にマッチするモデルになっているのではないでしょうか。