同じ漢字でも違う!? ナンバープレートの「地名」なぜ字形が異なるのか? 全国統一されていないワケ

クルマのナンバープレートには、登録された地域の「地名」が記載されていますが、字形はその地名によって微妙に異なります。なぜ全国で共通の字形が使われないのでしょうか。

味わい深い地名の字形 かわいい文字が人気!?

 そんなナンバープレートの字形ですが、最近一部のファンの間でちょっとした話題になっているのがその見た目です。

 有名なところでは、「滋賀」ナンバーはまるで象形文字のようで「屋根のある場所で人が祈っているように見える」や「ゲジゲジしている」「滋賀の賀の下の払いの出ているところが秀逸」などと盛り上がっているようです。

「鳥」4つの点がイケてる「飛鳥」ナンバー
「鳥」4つの点がイケてる「飛鳥」ナンバー

 また、奈良県のご当地ナンバーである「飛鳥」ナンバーは、「鳥」の下の点部分がデザインセンスを感じさせると好評です。

 ほかにも、「山形」ナンバーも分かりやすい形状が魅力的。「山」の字は完全なシンメトリー(左右対称)だし、「形」はまるで鳥居と漢数字の三を組み合わせたような仕上がりです。山岳信仰の多い日本ならではのありがたさも感じさせます。

 そして、シンメトリーという部分で最強なのは「青森」です。何せ全体がシンメトリー。文字の太さの違いなども絶妙なかわいさがあるのだとか。

 おもしろいのは、同じ漢字を使っていても別の地名だと文字の形状も違うこと。たとえば「岡山」と「岡崎」の「岡」は字形が微妙に違いますが、これも全体のバランスによって変わってくるようです。

 この地名の字形で人気になるポイントは2つ。「シンメトリー感」と、どこかキュートさがある「デフォルメ感」があるかどうかのようです。

 しかも書体も単なるゴシック系かと思ったら、地名によっては1画のなかで微妙に太さを変化させていたりするなど、よく見るとなかなか奥深いものがあります。

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Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

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