スポーツカーは「MT」じゃないとダメ? AT全盛の時代にMTを求める声が多い訳
MT車のメンテナンスで気を付けることはある?
1990年から2010年くらいまでは手頃な排気量の国産スポーツカーも数多くあり、ほとんどがMT車をラインナップしていました。
いまでは「ネオクラシック」と呼ばれるジャンルですが、当時のクルマを現代で乗りたいと考えている人の多くがMTを希望するといいます。
「弊社でも、程度の良いネオクラシックなスポーツカーを探してほしいとの依頼は結構いただきます。
1990年代以降の国産スポーツカーでも、レストアすれば十分現役で楽しめます。
ただしMTモデルは走行距離が多い中古車が多いので、必ずしも程度が良い中古車ばかりとはいえず、探すのに苦労します」(中古車店 N店長)
では、古めのMT車を購入したとき、どんな点に注意すべきなのでしょうか。メンテナンスなどについて、神奈川県のY整備士に聞いてみました。
「ネオクラシックは最近人気が高いです。とくに2リッター前後のMTモデルはかなり値上がりしていると聞いています。
最初にチェックしてほしいのは、中古車の場合は複数オーナーが乗っていた車両もあるので、MTにガタが来ていないか確認をしてください。
クラッチはしっかり切れるか、ギアはスムーズに入るか、異音やギア鳴りなどがないかを試乗してチェックすることをオススメします」
さらに、タイヤの選びかたにも注意が必要だといいます。
ネオクラシックの場合、当時の基本設計は現在のハイグリップタイヤの性能を想定した設計ではないため、結果として足回りやMTが負荷に耐えられず、傷めてしまうこともあるようです。
「サーキット走行など過度なスポーツ走行では、現在のハイグリップタイヤはグリップ力が高すぎて、当時のスポーツカーではモノコックボディやサスペンションメンバーなどに負荷がかかり過ぎてしまうんです。
結果としてトランスミッションにもブレーキにもかなりの負荷がかかり、クラッチなどが滑りやすくなってしまうこともあります。
やはりその年式の足回りとMTの性能を考慮して、当時のレベルに適合するグリップ力のタイヤを選ぶことも大切です」(Y整備士)
定期的にメンテナンスをすることや、丁寧なシフトチェンジを心がけるだけでも、傷み方やクラッチの持ちが全然違ってくるそうです。
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スポーツカーは利便性や快適性よりも、運転する楽しさを優先させたクルマといえます。
自らの手足で操るダイレクト感に味わえるMT車の人気が復活する兆しがあるのも、急速に電動化が進む今であれば理解できます。
昨今ではATの2ペダルによる踏み間違え事故もかなり増えていますが、これが3ペダルだったら踏み間違えによる急発進などはほとんどない可能性もあり、安全性といった意味でもMTのニーズがあるのかもしれません。
MT派になった身としては街乗りが楽だからMTなんだけど解って貰えない。
サーキットはDCTが一番いいと思います。
昔はさておいても、今日日パワーが高くてもATで耐えられる代物になっているトランスミッションで、わざわざMTを選択するのはまさに趣味のレベルだろうな。(笑)
”乗るのに技術と手間がかかる、そのアナログな部分がクルマとの関係性を深める”と言ってもATでもエンブレを効かせたいと、自分でギアを選択することもあるわけで業者の言うことを真に受けてもなぁ。
なぜと言われても、「MTの方が運転が楽しいから」としか 。
オートマなんて遊園地のゴーカートと変わらない、そんなの選んでまでラクしたいのなら、そもそもスポーツカーなんて選ばないw
11枚目の写真はスープラじゃなくてGT-Rだし、NSXもリトラじゃないから初代ではないよね?
おまけにほぼGRの写真。25枚も写真用意するなら、インテグラやランエボ、インプレッサなんかのMT車の写真載せてもよかったのでは?
日本での新車販売98%がATて…だから何?逆に言えば98%もあるのは日本だけですよ。
MTはマニアのものだけではありません。
今後の老齢化社会で必要な技術です。マニュアルなら、アクセルとブレーキを踏み間違えても大きなけがはありません。クラッチを踏めば、エンジンからのパワーは切れる。
マニュアルの煩雑な操作が可能な人ならば、ぼけてはいませんし、ボケの防止にもなります。
75歳から、1年間機能確認付き更新制度として、マニュアル専用免許というのもありだと思います。
確かな事はATしか乗れない奴にMTの楽しさを語っても無駄だと分かった。乗れねえんだから。
MT車の良いところは、走っていてアクセルを戻すだけである程度の減速が直ぐに可能となる。しかしATの場合はアクセル・ペダルを戻しても滑るように進みほとんど減速しない。特に日本車やアメ車のATは滑るように進み非常に違和感がある。(反面、昔の欧州車のATはアクセル操作に対して敏感に反応していたので、Dから2に落とさなくてもある程度の速度制御が可能であった。)
AT車とMT車を55年間乗ってきた自分としては、アクセル・ペダルだけによる速度制御力の違いがMT車に乗りたいと思う最大の理由である。もちろん手と足をバタバタ動かして車との一体感を楽しめる事は言うまでもない。