アルファードよりデカい! トヨタ新型高級ミニバン「グランビア」発表! 全長5m超えスタイリッシュミニバン公開! シエナ姉妹車を中国投入へ

新型グランビアのスペックは?

 大まかなスペックは工信部に届出された情報から既に判明していましたが、グランビアの中国名である「格瑞維亜」は今回の正式発表で初めて明らかとなりました。

 グランビアはシエナと同じボディですが、エクステリアデザインは、中国におけるシエナはアメリカ向けシエナの「LE」や「XLE」グレードが採用する高級感あるフロントマスクなのに対し、グランビアは「XSE」グレードが持つ黒のメッシュグリルを基調としたスポーティな顔立ちが特徴的です。

 リアに目を向ければ、オリジナルの「GRANVIA」と一汽トヨタのエンブレム、そして北米向けXSEと同じスポーツリアバンパーが目立ちます。

 それ以外は、基本的にシエナと同一です。ボディサイズも全長5175mm×全幅1995mm×全高1765mm-1785mm。

 パワートレインに関してもシエナ同様、2.5リッター直列4気筒エンジン(A25A-FXS型)を搭載するハイブリッドのみとなっています。

 また、シエナと同じく2列目の座席が横向きになり、乗り降りがしやすくなるウェルキャブモデル(福祉車両)も設定。

広汽トヨタが中国で販売している「シエナ」
広汽トヨタが中国で販売している「シエナ」

 近年、中国では高級ミニバンの人気が加熱の一途を辿っています。

 世界的に見ると、アルファードやヴェルファイアが販売されている市場ではシエナが投入されていない一方、北米や韓国などのシエナが販売されている市場では、アルファードとヴェルファイアが販売されていません。

 しかし、中国ではアルファード、ヴェルファイア、シエナ、そしてグランビアと、ミニバンの選択肢がかなり充実していることがわかります。

 さらに、そこにレクサス「LM」も展開されており、ファミリー向けからミドルエンド、そしてVIP送迎のための超高級モデルなど、幅広い選択肢が用意されています。

 トヨタ以外にも、フォルクスワーゲンやビュイックなども中国専売モデルとして上級ミニバンをリリースするなど、何かと競争の激しいクラスであるのには間違いありません。

 長年、シエナが並行輸入としてそこそこの人気を誇っていた中国に向けて、正式にシエナとグランビアを投入することで、ミニバンにおいても更なる競争力をつけたいという思惑があるのでしょう。

 中国向けのグランビアは2022年下半期に販売開始予定です。シエナ人気同様、このモデルも間違いなく中国の人気車両となることでしょう。

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1件のコメント

  1. さすがに5世代も乗ってると飽きてきましたアルヴェル次はルーミーに乗るかな装備はアルヴェルと変わらんし、シエナ出りゃ乗り換えるつもりでしたが多分このまま無いでしょうから

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