スバル飛ぶ! 陸自の新多用途ヘリ「UH-2」量産初号機が初飛行 ベースはベル社と共同開発

スバルが、陸上自衛隊向け新多用途ヘリコプター「UH-2」量産初号機の初飛行を実施しました。

30分ほど飛んで無事着陸

 2022年5月19日、スバルが栃木県宇都宮市の同社航空宇宙カンパニー宇都宮製作所で、製造中の陸上自衛隊新多用途ヘリコプター「UH-2」量産初号機の初飛行を実施しました。

飛行試験中の陸上自衛隊新多用途ヘリコプター「UH-2」量産初号機
飛行試験中の陸上自衛隊新多用途ヘリコプター「UH-2」量産初号機

 ヘリコプターはテストパイロットの操縦で宇都宮飛行場を離陸し、周辺を30分ほど飛行した後、無事に同飛行場に着陸しました。

 UH-2は、米国ベル・テキストロン社と共同開発した民間向け最新型ヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」を共通プラットフォームとし、陸自向けの仕様を織り込んだ機体です。

 UH-2をめぐっては、2015年9月に開発事業を受注。2018年12月に試作機の飛行試験を開始し、2019年2月には試作機を防衛省に納入していました。

 スバルは今後、陸自への量産機納入に向け、引き続き各種社内飛行試験を実施していくとしています。

【画像】陸自ヘリ「UH-2」の、これまでの開発経緯を振り返る(5枚)

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