近付く下田!「伊豆縦貫道」2022年度は3kmが開通予定 「時速80kmの天城越え」も将来実現?

静岡県の伊豆半島を南北に結ぶ「伊豆縦貫道」の計画が進行中。2022年度は3kmが開通予定で、さらに難所となる天城峠を越える区間もルート選定が進んでいます。

天城峠より南の区間で建設中

 伊豆縦貫道の河津IC(仮称)~逆川IC(仮称)間が、2022年度に開通する見込みです。

工事が進む河津IC(仮称)付近。2021年2月撮影(画像:国土交通省中部地方整備局沼津河川国道事務所)
工事が進む河津IC(仮称)付近。2021年2月撮影(画像:国土交通省中部地方整備局沼津河川国道事務所)

 伊豆縦貫道は、静岡県の伊豆半島を南北に貫く延長約60kmの高規格幹線道路です。沼津市の沼津岡宮ICから下田市の下田IC(仮称)までを結びます。

 現在は、沼津岡宮ICから伊豆中央道を介して伊豆市の月ケ瀬ICまでが開通。東名高速の沼津ICや新東名高速の長泉沼津ICとも接続していることから、東京・名古屋方面から修善寺・西伊豆・河津・下田方面へのルートとしても機能しています。

 道路は大半が片側1車線で、途中の伊豆中央道と修善寺道路の区間は通行が有料です。

 伊豆縦貫道は現在の終点である月ケ瀬IC以南も計画が存在し、天城峠を越えた先の河津IC~逆川IC間3.0kmは、トンネル工事が順調に進んだ場合、2022年度に開通する予定です。

 ここを走る国道414号は、天城峠から下田に至るルートですが、道幅が狭いうえに小さなカーブが多く、対向車とすれ違うのも難しい山道になっています。

 夏期は大型車の通行規制区間にもなっており、観光バスなどは迂回をしいられている状況です。

 この区間が開通すると、走行性の向上や所要時間の短縮、災害時の代替路などの効果が見込まれます。

※ ※ ※

 なお、伊豆縦貫道の未開通区間で事業が進んでいるのは、大場・函南IC~函南IC(仮称)間1.9kmと、前述の開通予定区間を含む河津IC~下田IC間12.5kmです。2022年度は82億9千万円の予算が確保され、工事が推進されます。

 一方で、伊豆中央道との並行区間となる函南ICから修善寺JCT(仮称)までの約16kmと、月ケ瀬ICから河津ICまでの約20kmは「調査中」となっています。

 特に“天城越え”となる月ケ瀬IC~河津IC間は、地形が険しい難所となりますが、2017年12月に、3候補のなかから「西側ルート」が選定されました。

 80km/hで走行できる自動車専用道路で想定されているこのルートは、土工・橋梁区間が長く地形改変が大きいものの、七滝・大滝温泉の源泉への影響も抑えられ、主要観光スポットへもアクセスしやすい点などが評価されました。

 今後、概略ルートや構造の検討・決定を経て、環境影響評価手続が進められる見通しです。

【画像】伊豆縦貫道の開通区間と、少し西に回って峠に挑む「天城越え」ルート案を見る(10枚)

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