「年収400万円台」ならトヨタ高級ミニバン「アルファード」は買えるのか? 一括とローンで異なる必要年収とは
アルファードの購入、どれだけ年収があると良い?
では、このアルファードのエントリーグレードを購入するには、どのくらいの年収があると良いのでしょうか。
一般的な基準として「新車価格の上限は年収の半分程度」というものがあり、その前提を基準とした場合、少なくとも約800万円程度の年収があると良いことになります。
ただ、年収800万円というのは決して低いハードルではありません。
国税庁が公表している民間給与実態調査によると、2020年度において800万円以上の年収を得ている日本国民は、国民全体の10%にも満たないことがわかります。
ただし、アルファードは2021年の新車販売台数で堂々の4位にランクインしており、日本でもっとも売れているクルマのひとつです。
もちろん法人需要などもありますが、すべてのユーザーが現金一括で購入しているわけではないようです。
アルファードの人気の理由のひとつに、圧倒的なリセールバリューの高さがあります。
そのため、残価率も3年で55%、5年で39%比較的高めに設定されていることから残価設定ローンを活用すると割安感が出るという特徴があります。
トヨタが提供している残価設定型プランの60回払い(頭金無し、ボーナス支払い無し、年率4.8%)を利用した場合、月々の支払額は約5万1000円となります。
月々のローンの返済額を手取り月収の20%以下であるとした場合、60回払いの場合、手取り月収約30万円、年収に換算するとおよそ450万円程度あれば、アルファードのエントリーグレードを手に入れることが可能です。
しかし、残価設定ローンには、契約期間終了後の返還もしくは残債の精算、あるいは再ローンの必要があったり、走行距離に制限があるなどの制約条件も多くあるため、現金一括での購入と単純比較することはできません。
それでも残価設定ローンを活用することで、アルファードを手に入れるハードルはかなり下がり、それが結果としてアルファード人気を下支えしていると見られています。
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たしかに、残価設定ローンを活用すればアルファードを手に入れることはそれほど難しくないかもしれません。
ただし、無理なローンは身を滅ぼすことにもなりかねません。現金一括での購入や通常のローン、残価設定ローン、さらにはサブスク(個人向けリース)など、様々なパターンを比較検討し、自身にあったプランを選ぶことが重要です。
僕は免許を取る時聞いて守っているのは
年収の四分の1です