約934万円のトヨタ最上級「アルファード」 年収「いくらあれば」手が届く? 1000万円ミニバン手に入れる人の特徴
アルファードの最上級グレード、どのくらいの収入があれば手に入れられる?
では、いくらの年収があればこのアルファードのエグゼクティブラウンジを無理なく購入することができるのでしょうか。
一般的に「新車価格の上限は年収の半分程度」という基準があり、その基準を今回の見積もりに当てはめた場合、少なくとも約1800万円の年収があれば良いということになります。
ただ、国税庁が公表している「民間給与実態調査」によると、2020年度における年収1500万円超-2000万円以下の年収を得ている人は全体の約1%となっており、非常に限られた存在であることがわかります。
法人での購入も多いとされるアルファードですが、オプション満載の最上級グレードともなると、個人で購入するにはかなりハードルの高い存在であることがわかります。
ただ、それでも前述したように、アルファードの新車販売台数は、2022年1月-4月にかけてトップ10をキープし続けていることから、多くのユーザーからの需要があることは確かです。
その人気の理由のひとつとして挙げられるのは、リセールバリューの高さです。
アルファードの残価率は仕様により異なるものの、3年で55%、5年で39%となっており、残価設定ローンを活用することによって、割安感がでるという特徴があります。
トヨタが提供する残価設定型プランの60回払い(頭金無し、ボーナス支払い無し、年率4.8%)を利用すると、月々の支払額はおよそ12万9900円です。
月々のローンの返済額を、手取り月収の20%以下におさえようととした場合、60回払いでは手取り月収約65万、年収に換算すると約960万円ほどあれば、アルファードのエグゼクティブラウンジを手に入れられる可能性はありそうです。
現金一括購入に比べて少しハードルは下がりましたが、「キング・オブ・ミニバン」はやはり高嶺の花といえます。
しかし、残価設定ローンには、契約期間終了後には返却もしくは残債の一括返済、あるいは再ローンを組む必要があるほか、走行距離の制限があるなど、さまざまな制約条件があります。
そのため、現金一括での購入と単純に比較することは難しいのが実情ですが、「新車のアルファードに乗ること」を目的とするなら、ひとつの有効な選択肢であることは間違いありません。
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アルファード「エグゼクティブラウンジS」にオプションを満載した、「キング・オブ・ミニバン」を手に入れるためには、残価設定ローンを活用したとしても、かなりの収入が必要となります。
実際には下取りや頭金を考慮に入れることで、月々の支払い額はより低く抑えることができますが、いずれにせよ、自分のライフスタイルや、収入に見合った購入方法を選ぶことが重要です。
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