斬新ハンドル採用のトヨタ「新型SUV」ついに投入! 丸形は採用しない!? 「bZ4X」はじめ日産「アリア」も中国で発売間近か
中国向けbZ4Xは斬新ハンドルのみを採用!?
ちなみに、前述のbZ4Xコンセプト発表時に新型bZ4Xは異形ステアリング(ハンドル)を採用することで話題となりました。
しかし、日本仕様では異形ステアリングではなく通常形状のものが採用されると後になって発表されました。
そうしたなかで、中国向けモデルは一汽トヨタ/広汽トヨタのモデルも、どっちも異形ステアリングを採用することが判明しています。

一方で、日産もクロスオーバーEVを中国に投入します。
中国向けアリアは「東風日産」が製造・販売を担当しますが、外装デザインは基本的にその他市場のものと同一です。
また、駆動方式も同様に2WDモデル、「e-4ORCE」システムを搭載する4WDモデルの2種類が用意されています。
日本ではバッテリー容量66 kWhの「B6」、そして91 kWhの「B9」の2種類が展開されています。
中国向けも同じように2種類のバッテリーが用意されるかは不明で、工信部の情報にもバッテリー容量の情報は記載されていませんが車体重量が「2106 kg」「2116 kg」「2245 kg」「2269 kg」となっていることから、2種類のバッテリーが展開されると推測しても良いでしょう。
ちなみに搭載されるバッテリーのメーカーは「東風汽車」となっているので、アリアも中国向けモデルは中国で生産されたバッテリーを搭載することがわかります。
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2022年は日系メーカーが相次いで中国市場へクロスオーバーEVを投入する年になります。
今回挙げた2車種以外に、ホンダも「ヴェゼル」をベースとした「e:NS1」と「e:NP1」の発売を予定しています。
これらの日本ブランドのSUVタイプのEVが本場中国でどのように存在感をアピールしていくかが楽しみです。
Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト
下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。










































