高速料金が半額以下に!? 深夜&休日割引よりお得なETC割引プラン「ドラ割」「速旅」はどう使う?
事前にウェブサイトで申し込みが必須
一方、NEXCO中日本は「速旅」という名称で、「高速道路周遊プラン」「観光施設セットドライブプラン」「宿泊セットドライブプラン」を取り扱っています。
このうち気軽に使えるのが、指定の観光施設の入園券やお買物券がセットになった「観光施設セットドライブプラン」です。
たとえば「SA・PAお買物券付きドライブプラン」は高速道路周遊パス(発着地からの往復とエリア内自由周遊)とSAやPAで使えるお買物券(2000円/3000円/4000円/5000円)の組み合わせとなります。
たとえば「諏訪・焼津・身延プラン<発着付きコース>」では、中央道高井戸(首都高接続)や東名高速東京ICなどを発着地とする連続3日間の周遊プランが、お買物券3000円分を含め普通車8400円、軽自動車等7300円で利用できます。
もし休日に東京から焼津、諏訪を巡るドライブを楽しむとすると、高速道路料金は東名高速東京ICから同焼津ICが3480円、焼津ICから中央道諏訪ICが2690円、諏訪ICから東京ICが4330円(いずれもETC休日割引、普通車、ルートは標準的なもの)と、合計で1万500円です。これがお買物券を除き実質5400円で利用できるのですから、かなりお得になることがわかるでしょう。
このように高速道路料金の節約に役立つETC周遊割引ですが、利用にあたっては注意点もあります。
まず利用するプランによっては、利用可能日が定められています。
前述のNEXCO東日本の「東北周遊フリーパス」は2022年12月22日まで利用可能ですが、4月27日から5月9日のGW期間中、8月9日から8月17日までの夏休み(お盆期間)は対象外です。
またNEXCO中日本の「諏訪・焼津・身延プラン<発着付きコース>」は2022年4月28日までが利用可能日となっています。
さらにいずれの商品も事前にウェブサイトで利用日を指定しての申し込みが必要で、とくにNEXCO中日本は申し込み前にユーザー登録が必須となっています。
これらのETC周遊割引には、季節に応じて追加されるプランもあります。ドライブの計画を立てる際、高速道路各社のウェブサイトを確認することをおすすめします。
クレジットカード嫌いな人でもETCを利用できるように、電子マネー方式でチャージして使えるようにして欲しい。