「気軽に寝たい…」 メーカー「車中泊仕様」増加も後押し! 流行りの車中泊出来る場所は?

「車中泊はご遠慮ください」という場所も・・・

 RVパークやオートキャンプ場は周囲を気にせず車中泊が出来ます。

 しかし、車中泊需要が増加したの背景には「どこでも車内で寝ることが出来る」という気軽さが大きなメリットといえます。

 では、車中泊が禁止されている場所は一体どこなのでしょうか。

 身近な場所で車中泊が出来そうな施設といえば、「道の駅」や「サービスエリア・パーキングエリア(以下SA・PA)」が挙げられます。

 国土交通省のホームページには、道の駅駐車場での車中泊について以下のように説明されています。

「道の駅は休憩施設であるため、駐車場などの公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。

 もちろん、道の駅は、ドライバーなどみなさんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません」

 また数年前には、車中泊人気の高まりと共にSA・PAや道の駅における車中泊マナーの悪化が問題となりました。

 そのため、「車中泊はご遠慮ください」というアナウンスをする場所もあります。

 つまりあくまでも、SA・PA道の駅は休憩施設であり、宿泊することを目的として利用するのではなく、走行中の眠気や体調管理のために少し仮眠するというスタイルで利用する必要があります。

道の駅ルールは実は色々ある! ルールやマナーを守って利用しよう
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 一方で、最近では「ハイウェイホテル」という宿泊施設を備えたSA・PAが存在するほか、道の駅に車中泊スペースを導入している場所もあります。

 岩手県にある道の駅では、キャンピングカー専用駐車場というものが設置されており、前出のオートキャンプ場のように、火器の使用や水洗トイレが完備されています。

 岩手県にある道の駅の担当者は「探せばいくらでもありますが、やはり今ではまだ道の駅に車中泊スペースが導入されている場所は少ないのが実情です。今後、道の駅で車中泊ができる場所が増えればいいなと思います」と話します。

※ ※ ※

 車中泊は気軽に出来ることではありますが、防犯や利用マナーなどを考慮したうえでおこなうことが望ましいといえます。

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1件のコメント

  1.  休憩と仮眠は良いけど車中泊は駄目というのは何度も記事で見ますが、その区別はどうなのでしょう?。その辺を記事に書いてくださると良いかと。
     自分の場合は数日かけてドライブするときは全て仮眠ですね。運転→眠い→寝る→起きた→コーヒー&ストレッチ→運転→以下略。時間を問わずですので3時間で済む場合もありますし、たっぷり7時間寝ちゃったということもあります。3~4時間なら休憩だからOK。でも、疲れが取れるまで寝た結果、たっぷり熟睡してしまったら車中泊になるのでしょうか?。
     自分は酒を飲まないので酒なしで眠れます。しかし、酒を飲んでから寝る人は全て車中泊を前提としていることになってしまうのではないかと。アルコールの完全分解には個人差が大きいですから、場合によっては12時間を要する人も居るわけです。
     あと、誰かに迷惑になるかならないかの問題。SA/PA/道の駅/ゆとりの駐車帯など公共の場所では車中泊はご遠慮くださいとなると、GWのような連休には道の駅は昼夜問わず他県ナンバーで埋め尽くされます。こうなると長距離トラックドライバーが休憩できません。大迷惑で法令違反(連続運転)になってしまいます。道の駅などでは特にキャンピングカーの人が外にテーブル出して酒盛りしている人とか居ますよね。既に車中泊前提でしょう。
     自分基準ですが、とにかく人気がない場所(風光明媚とか過疎ってるとか自然がきれいな場所)を走行するので仮眠する場所にはこと困りません。そして、車に突っ込まれないよう①道路や道路端ではないこと。②明らかに私有地ではないこと。これは店舗などの駐車場も仮眠には使用しません。③停めることによって他者の通行に何ら影響を及ぼさないこと。概ね端っこが大好きなので端っこギリギリに停めます。④悪戯や野生動物によるリスクが少ない場所。⑤崖崩れ、鉄砲水などの自然災害時に巻き込まれない場所。という条件を選んでいます。津波に関しては地震が起きてから考えますが、可能であれば標高10m以上ありそうな場所を選んでいます。

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